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リーダーとして知っておきたい「平等」と「公平」

自分では言葉を大切にしているつもりでした。でも、普通に使っている、知っているつもりだった言葉の意味を改めて知る。ということもありますね。

先日、Facebook友達が、特段のコメントもなく「平等と公平」というイラストのみを投稿していました。私はこのイラストを眼にしたときに、ようやくその言葉の違いを認識しました。

「平等」と「公平」

このふたつの言葉、同じことのようで、実は大きな違いがあります。

それぞれの状況に配慮せずに、全員に対して「平等」に同じ待遇を施すことで、野球の試合を見られない人がいます。

しかし、「公平」ではそれぞれの状況に応じて待遇を変えることで、全員が野球の試合を見られるようになっています。なんとも簡潔で説得力のあるイラストですね。

ビジネスパーソンには、次の例えがもっとピンッとくるでしょうか。完全割り勘にするのが『平等』で、飲み食いした量に合わせて払うのが『公平』。

簡潔に抽象化して言い換えると、

  • 「平等」は、スタートラインをそろえましょう。
  • 「公平」は、ゴールまでの距離をそろえましょう。

ああ、これは、ひより保育園で園児たちが考えた「運動会のかけっこの練習」を思い出します。そのエピソードは、また違う機会にご紹介しましょう。


マネージャーのありよう

イラストを見た後、あるセッションを経て「平等」と「公平」という解釈の効果を知ることになりした。

『パフォーマンスを発揮できない部下、個性的な部下をうまくマネジメント出来ないのは、部下の能力の問題ではなく、うまくマネジメント出来ない上司に問題がある』。

そのように上席に指摘され、悩んだマネージャーから申入れを受け、セッションの機会を持ちました。その結果、マネージャーから出てきたアクションは次のようなことでした。

  • 滞っている課題について「一緒に考えよう」と部下に伝えてみる
  • その部下に「皆より高い頻度で1on1をやってみよう」と提案する

翌週には、実践した内容について報告がありました。簡単なたった二つのことですが、部下からは感謝の気持ちが示され表情が明るくなり、前向きな姿勢を感じることができたというのです。

マネージャーは、これまで他意なく「平等」に接していたけれど、セッションを通して自分のありようを変えてみようと考え行動し、その結果、部下は「公平」に接して貰えた、自分に寄り添って貰えたと感じたということでしょう。



チームとして捉える

平等は、公正さを推進させるために全員に対して同じものを与える。しかし、それが正常に機能するのは全員のスタート地点が同じ場合に限られる。ただ、この場合は、全員の能力が等しいとき。

公正さは、人々を同じ機会へのアクセスのし易さ確保すること。個人それぞれの能力差は、アクセスするコトによってはハードルとなることがある。従って、最初に公正さが提供されて初めて平等を得ることができる。

特定のメンバーの1on1の頻度が高いからと、チームメンバーが不満を覚えるとは思えません。

寧ろ、「公平」に待遇されたメンバーの滞っている課題が解決され、自分で考え行動するようになれば、チームとしてのパフォーマンスは上がり歓迎されるでしょう。

先のマネージャーとのこれからのセッションが楽しみです。

あなたも「平等」と「公平」を少し意識して見回すだけで、新しい何かが見えてくるかも知れませんね。


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福田 雅人
福田 雅人

中堅ゼネコンに就職後、本社技術室などでの業務を経験した後に、委託研修生として早稲田大学理工学研修室に。復帰後は、OA化推進などを担当し、ISO9000sの取得などを牽引。その後転職し、通信建設企業の営業本部、経営管理本部の副本部長を務めたの後に、定年延長満了ををもって退職。現在は、住宅産業に置いて専任技術者として勤務しながら、プロコーチ、コーチング講座の講師としても活動中。趣味は、PCキッティング、情報探索

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