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リーダー必見! 年始1on1の効果的な進め方

2024年も後わずかになりました。

リーダーのみなさんが取り組まれている1on1ミーティングですが、今日は2025年始の1on1を有効に使うためのポイントをお伝えしようと思います。

新しい年のスタートに行われる1on1ミーティングは、チームメンバーとリーダーの双方にとって重要な節目となる時間です。

この機会を最大限活用するために、どのようなアプローチを取るといいでしょうか?


年内にできなかったことや課題の洗い出し

年始の1on1では、前年を振り返り、達成できなかったことや抱えていた課題を、洗い出すことが重要です。

ただし、この振り返りを行う際には以下の点に注意しましょう。

  • 批判的になりすぎない:達成できなかった理由を探る際に、感情的な批判に陥らないように注意しましょう。 過去の失敗は未来の学びに変えられます。
  • 具体性を重視する:漠然とした表現ではなく、具体的な課題や障害を特定することで、今後の改善策が見えやすくなります。
  • ポジティブなトーンを保つ:達成できた部分や進歩があった点も同時に評価することで、建設的な議論が可能になります。


年明けから年度末に向けての計画

新しい年の目標設定や、年度末までに達成したいことを話し合う際には、以下のポイントを意識しましょう。

  • 現実的かつ挑戦的な目標設定:メンバーのスキルや経験を考慮しながら、少し背伸びが必要な目標を設定することで成長を促すことができます。
  • 短期と中長期のバランスを取る:年度末までに達成することだけでなく、この1ヶ月以内に取り組む具体的な行動を明確にしましょう。
  • 優先順位の確認:チームや個人のリソースには限りがあります。どの目標が最も重要かを明確にし、エネルギーを集中させる領域を定めましょう。


年始の1on1の有効な使い方

この1on1を単なる目標設定の場にするのではなく、メンバーのモチベーションを高める機会にします。

  • 感謝を伝える:年初に感謝の気持ちを伝えることで、信頼関係を強化し、ポジティブなスタートを切ることができます。
  • キャリアや個人の成長にも触れる:仕事だけでなく、メンバー個人がどのように成長したいのかを確認することで、より深い信頼関係を築けます。
  • オープンなコミュニケーション:1on1はリーダーからの一方的な指示ではなく、対話の場です。メンバーが率直に意見を述べられる環境を整えましょう。
  • リーダーとしての模範を示す:リーダー自身も目標や成長の方向性を共有することで、率直なコミュニケーションを促し、チームの一体感を高めます。


まとめ

年始の1on1は、過去の振り返りと未来への計画を効果的に組み合わせることで、メンバーの成長とチームの成果を最大化する絶好の機会です。

振り返りを前向きに捉え、現実的かつ挑戦的な目標を設定し、メンバー一人ひとりのモチベーションを高める場にすることで、1年の良いスタートを切ることができます。

さらに、リーダー自身が模範となり、信頼関係と一体感を深めることが、チーム全体の成功につながります。


1on1ミーティングをさらに効果的なものにしたい方はこちらもご参照ください。

https://www.bizmentor.jp/1on1_pt_lp

田部井 茉里
田部井 茉里
1994年パタゴニア日本支社札幌ストアマネージャーとして札幌商圏にて2店舗の立ち上げに成功、2013年GCSにてコーチングを学び、問題解決、人財育成で成果を上げ、2018年マネージャーを退いた後も、エキスパート社員として地域において環境・社会問題にも取り組むとともに、社内外でコーチング・メンタリング個人セッションはもちろん、組織改革の分野においても活動を広げ、資質を活かした人財育成によるライフスタイルの実現を通してクライアントの成長をサポートしている。外資系企業における勤務が一番長く27年になるが、学生時代からカフェ経営に携わり、その後山と渓谷社skier編集部、経理部、Club Med サホロリゾートskiGO、同リゾートモルディブにてブティック勤務、山と渓谷社広告宣伝部を経て札幌移住と、多彩な仕事経験は現在の自身の財産であり、多様な方々にコーチング・メンタリング提供中。

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