グループリフレクションでエンゲージメントを高めたい
グループリフレクション導入の経緯
林:「グループリフレクション」を導入することになった経緯を教えて下さい。
山本様:社員へのインタビューを進める中で、問題と感じたのは、社員同士がお互いのことをあまり知らないということでした。
例えば、「社員同士において、お互いにフレンドリーには話してはいるものの、相手の仕事内容や、相手のことをよく知らないので、実は話しづらいと感じている」という声や、「お互いのことをもっとよく理解し合いたい」という声が多かったため、社員間のエンゲージメントを高める必要性を感じました。
社員間のエンゲージメントを高める方法について、担当役員の榎森と話し合っていたところ、「グループリフレクション」の導入を提案してくれたので、取り組むことになりました。
林:グループリフレクションの導入により、社員にどのような変化や反応が見られるでしょうか?
山本様:私が2週間ほどの海外出張に行っている間に、社内では、グループリフレクションの取組みがスタートしました。出張から戻り、オフィスに行ってみると、以前よりも社員同士でよく会話するように変化していると感じました。
グループリフレクションに参加した人たちへのアンケート結果をみると、8割の人がポジティブに捉えていることが分かりました。
アンケートでは、「”おはよう”を言いやすくなった」とか、「今日の○○はどうなったの? と気軽に声をかけられるようになった」など、社員同士のコミュニケーションが深まったと感じる人が多くいたほか、「今まで、会社内で自分のことを話す機会があまりなかったことに気づいた」という声もありました。
また、「ポジティブシャワー」というワークを行ったことについて、「恥ずかしい気持ちがありながらも、嬉しかった。ここまで褒められたことはない」という感想もあり、多くの人がグループリフレクションを楽しんでいることもわかりました。
とても良いことだと思っています。続けていくことが大事ですね。