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『孫子の兵法』私の実践したこと

今日のブログでは、久々に『孫子の兵法』を紐解き、そこから学んだ「戦術」を仕事の実践に活かした事例をお話したいと思います。


数年前、私は一事業主として組織をまとめる立場に・・・

2015年8月~2019年3月まで、私は一事業主として、あるビジネスマーケティング組織に所属していたのですが、2018年4月~9月の間は、チャプタープレジデントを務めていました。

その組織におけるチャプタープレジデントとは、毎週1回、年50回開催されるビジネスミーティングの議長を務めることが主な役割なのですが、就任にあたっては、任期の半年間をどのような運営方針のもとにチャプターを盛り上げていくのかという「戦略」を事前に立てる必要がありました。

立てた「戦略」は、きちんと「戦術」に落とし込む(=実行に移す)必要があります。そのために私は、『孫子の兵法』の「兵勢篇」にある下記の言葉をヒントにある行動に出ました。


「凡そ衆(しゅう)を治むること寡(か)を治むるが如くなるは、分数是れなり。」

およそ[戦争に際して、]大勢の兵士を治めていてもまるで少人数を治めているように[整然と]いくのは、部隊の編成がそうさせるのである。


これを意訳すると、たとえ大部隊であっても、それを小部隊に分けてそれぞれを管理していくことで、整然と部隊は治められる、ということになるでしょうか。


『孫子の兵法』の具体的な実践とは・・・

もう少し具体的に説明しましょう。

ビジネスミーティング終了後には、ほぼ毎回、その回の業務改善ミーティング(いわゆる反省会)が行われていたのですが、いきなりメンバー全員から意見を求めるようなことはせず、まずは4~5人のグループに分け、そのグループ毎に意見を出し合ってもらい、まとまった意見を代表者に発表してもらう、というようなことを実践していました。

結果、そのミーティングは、メンバー個々から意見を引き出すことができたため、皆の満足度が高く、かつ、時間効率も図れたため、大変有意義であったと記憶しています。

最近では、このことを自社が開催する講座や研修などにも役立てています。

講義中、しばしばディスカッションや情報共有の場を設けるのですが、この際、2人1組や3~4人のグループをつくってもらい、そこで話し合った意見を代表者に発表してもらうという手法を取ることで、皆に参加意識が生まれ、概ね満足度の高い成果が得られています。

これらは、管理者やプロジェクトマネージャーを務める人にとっては、お勧めの手法かもしれませんね。


あの「伝説のコーチ」も『孫子の兵法』を知っていた?

最後に、話は少し横道に逸れますが、実は、先回のブログで取り上げた著書『1兆ドルコーチ』の中でも、「伝説のコーチ」であるビル・キャンベル氏は、「ペア(=少人数)で仕事に当たる」ことの重要性を説いています。

もっとも、氏の主張は、「チームパフォーマンスを向上させるためにはお互いの信頼関係をつくること」に基づいているので、そもそも目的が異なるわけですが、複数(少人数)で実践することの効果は経験的に分かっていた、ということが言えそうですね。

大石 典史
大石 典史

東証一部上場企業2社を含む4社で法人営業、コンサルタント職、人事総務等を経験。現在は、銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校代表、研修講師、パーソナルコーチを務める。国際コーチング連盟(ICF) 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)。

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