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「評価面談」にもスキルは必要か?

「1on1ミーティング」とよく比較される「評価面談」。一般的に前者にはコーチングをはじめとしたスキルが必要と言われていますが、果たして後者にもスキルは必要なのでしょうか?


とある執行役員からの依頼

今から1ヶ月ほど前になりますが、ある企業を訪問した際に、執行役員の方からこんな相談を受けました。

「評価面談を半期に一度実施しているが、そのやり方を評価者本人(マネジャー)に委ねているため、スタッフの本音を引き出せていない懸念がある。評価面談におけるヒアリングやクロージングの手法について体系的に学べないものだろうか?」

実は、これに関連する記事を、(これも1ヶ月ほど前になりますが)JRLAブログに載せています。

◆『「1on1ミーティング」を「人事考課面談」との違いから考えてみる』

https://www.jrla.jp/blog/75


実は「評価面談」にもスキルが必要?

この時は、「1on1ミーティング」に焦点を当て、「人事考課面談」との違い(目的、頻度・時間、テーマ例等)を比較することで、前者を効果的に進めるためには、マインドやスキルが必要である旨を主張しているのですが、今回の執行役員の話を伺い、「人事考課面談≒評価面談」の手法にも今一度スポットを当ててみる必要があるなと感じました。

そこで、本日は、評価面談を行う上で必要な要件(条件、スキル等)を私なりに整理してみたいと思います(参考:『部下を育てるPDCA 面談』 吉田繁夫/吉岡太郎著 同文舘出版)。


「評価面談」に必要な要件・スキルとは?

 

1. 評価面談の基礎

(1) 面談の種類

 面談の種類には①「伝える」面談、②「聞く」面談、③「合意する」面談があることを理解します。評価面談は主に③となります。

(2) 評価面談に必要な条件

 評価面談を機能させるための条件として、「事前準備」「協働関係」「スキル」を理解します。


2. 評価面談のスキル

(1) 基本ステップ

 3つの基本ステップ「オープニング」「エンゲージメント」「クロージング」を身につけます。

(2) 基本スキル

基本スキルとして「承認」「傾聴」「質問」「フィードバック」等を身につけます。

(3) 応用スキル

 より実践力を身につけるため、基本スキルに加え、「ポジショニング」や「自己開示」のスキルを身につけます。


3. 実践演習

 実践力を養うため、評価面談の演習を繰り返し行います。


まとめ

すでにお気づきかもしれませんが、上記の基本スキルにある「承認」「傾聴」「質問」などは、1on1ミーティングにおいても必要なスキルとなります。別の言い方をすれば、これらのコミュケーションスキルは、どんな状況下においてもリーダーが身につけるべきスキルであると言って良いかもしれません。

また、実践演習についてですが、面談は頭で理解しているだけでは、上手くいくものも上手くいきません。実践を行う中で、自分で考えて、試してみてコツをつかむことが上達への近道となることを理解し、演習を繰り返し行うことが大切であるという観点から設定しています。

次回のブログでは、評価面談の基本ステップである「オープニング」「エンゲージメント」「クロージング」について、詳しく考察してみたいと思います。

大石 典史
大石 典史

東証一部上場企業2社を含む4社で法人営業、コンサルタント職、人事総務等を経験。現在は、銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校代表、研修講師、パーソナルコーチを務める。国際コーチング連盟(ICF) 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)。

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