
きっかけは下心? ~メンターコーチとの出会い〜
”こうあるべき”なんてない。不透明な今を進んで行くために。
私たちを取り巻く環境は、不透明・不確実の度合いが深まるばかり。
ちょっとぐらい格好悪くても、信念や自信を持って前に進めるようになりたいと思いませんか?
生き方に正解を求めない
私はバブル期に就職しましたから、「上司の言う通りに頑張れば上に行ける」という正解シナリオがありました。
そして、その先に自己実現があるのだと。
当時の成功体験をもとに、”正解を求めよ” というオヤジさん達もいるわけです。
そう言っているオヤジたちにも、実は正解はわからなくなっています。
そんな時代だから、信念や自信を持った生き方を身につけることが、その先にある自己実現につながるヒントになると思っています。
メンターコーチの存在
30代にもなれば、仕事のスピードも量も増えてきます。
会社やお客様からは、さらにスピードと量を求められます。
私は39歳からアメリカに駐在したのですが、とにかく忙しい上に、小さい子供が3人いて、家族の面倒も必死のパッチでした。
さらに、「剣道始めてみよう」、「スペイン語を勉強しよう」、「ヨットに乗ってみたい」、「マーケティングの勉強をしたい」、とカオスなチャレンジを続けたものの、仕事も全てが打率(満足度)は1~2割程度でした。 ~カッコ悪ぃ〜(笑)。
ある時、スピーチで苦労をしているときに、スピーチのトレーナー(コーチ)をお願いした白人女性がいました。
彼女から、「コーチングで、あなたのチアリーダーになってあげる」と言われたものの、その意味は全くよく分かりませんでした(一方的な下心以外 ^^;)。
私は、コーチに色々教えてもらうことで「打率8割」を実現できると思っていたのですが、何度彼女に会っても、正解なんぞ、これっぽっちも教えてくれない・・・。
しかし、その後の私にどのような変化が起きたのか?
それは、「会話を通して、自信がついたこと」だったのです。
仕事やプライベートの話はたくさんしたけれど、スピーチのスキルを教えてくれたわけではない。
それなのに、私に「湧き上がる自信」がついた結果、私のスピーチ力は格段に上達しました。
そんなメンターコーチに出会えた私はラッキーでした。
あなたの「メンターコーチ」は誰ですか?
アメリカでの体験は、もう20年ほど前になります。
あの時なぜコーチングで自信がついたのか。
私自身がコーチになった今、それが分かるようになりました。
不透明感が増す現在、上司でも家族でも友人でも、並走してくれる「メンターコーチ」がいる事はとても大切なことだと思います。
あなたの自信を引き出してくれる「メンターコーチ」は誰ですか?