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「鬼上司」が「仏」に変わった3つの理由

「部下を変えたい」と思っていたが、変わったのは…

 近年、コーチングなどのコミュニケーションのスキルを習得しようとする管理職やリーダーが増えています。

 その動機は、「部下を変えたい」とか「マネジメント力を高めたい」という声が多く、コーチングに対して「相手を変化させる技術」という認識も少なくありません。

 しかし、コーチングのスキルを習得されて、「相手に変化を与えらえる」ようになった管理職の方々から異口同音にして聞こえてくるのは、「相手を変えようとして学び始めたコーチングだが、変わったのは自分だった。そして自分が変わったので相手も変わった。」という言葉でした。


変化した3つの理由

 ではなぜ、コーチングを学ぶと学んだ本人に変化が起きるのでしょうか? 私自身の体験も踏まえ、学んだ多くの人の感想を聞いたことをまとめてみると、次のような理由があげられます。


  1. 自分の話を十分に聴いてもらえたこと
  2. それによって「自己理解」が進んだこと
  3. 相手の話を聴くことで、相手の変化を目の当たりにしたこと


 コーチングスキルの習得トレーニングにおいては、コーチ役ばかりではなく、演習時間の半分はクライアント役(サポートを受ける側)も経験することになります。その時間を通じて、一つのテーマについてたっぷりとコーチに話を聞いてもらう体験ができます。

 実はコーチング研修で得られることは大きく2つあり、1つはスキルを習得できること、もう一つは、研修対象者がコーチングのクライアント経験をすることによって、自分自身と向き合ったり、考えを整理したり、自己理解が進んだりすることでもあるのです。

 また、十分に話を聞いてもらえた後には、「今度は自分が相手の話を聞こう」という姿勢が生まれ、相手の話を聴くことで、相手から気づきが生まれたり意欲が湧いてきたりすることを目の当たりにし、「聴く」ことの重要性を実感できるようになります。

 現に、研修アンケートの中に次のような感想が書かれていたことがあり、私自身もとても嬉しくなりました。


「自分について話すことがこんなに楽しいことに驚いた。こんな楽しい体験を、他の人にもして欲しいと思った。」



「仏」に変わった、元「鬼上司」たち

 実際、私はこのような変化を遂げた管理職・リーダーの方々を数多く見てきました。

 例えば、以前は怖がられて部下が全く寄りつかなかったAさん。今では部下からの相談が絶えず、コーチングを生かしてサポートをしているそうです。その結果、お得意様から、「○○さん(部下の名前)は、最近とても成長したように見えるが、一体、何があったのか?」と驚かれることがあるそうです。

 また、別の会社のBさんも、同様に「鬼上司」と言われていたそうですが、、コーチング研修によって自分自身が変化してからは、毎朝、「今日はどんな話を部下から聞けるだろうか」とウキウキするような日々が送れるようになった、と言われていました。


「する」前に「される」体験を

 このような変化をするためには、スキルが使えるようになるための練習だけではなく、自らも「サポートされる側」の体験をしっかりとする必要があります。そうすることで、「自分がしてもらったように、自分もやってみよう」という気持ちに変わるからです。


林 英利
林 英利

大和ハウス工業(株)、トヨタ自動車(株)などを経て、プロフェッショナル・コーチ、研修講師として独立。その後、銀座コーチングスクール代表を務め、2019年に(一社) 日本リレーショナルリーダーシップ協会(JRLA)を設立し代表理事に就任。2020年秋より「Biz Mentor」事業をスタート。元 国際コーチング連盟(ICF)日本支部 顧問・ICF 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)趣味は、楽器演奏(ギター・ドラム)、3歳の孫と遊ぶこと。

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