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リーダーに役立つセルフコーチング

リーダーであれば、普段から様々な課題と向き合い、その解決策を考える機会も多いことでしょう。

また、気軽に相談できる相手が近くにいれば良いですが、リモートワークの時間が増えることなどにより、以前よりも一人で考えなければならない時間が増えているリーダーも多いことと思います。

そのようなリーダーのために、今回は、自分自身が自分の良き相談相手となることができる、「セルフコーチング」についてご紹介したいと思います。


セルフコーチングとは何か?

そもそも「コーチング」とは、端的に言えば、対象者の目標達成や問題解決を支援するスキルであり、会話の中で相手に質問を投げかけ、抽象的なことを具体化したり、考えてもみなかった視点で物事を考察したりする機会を提供するものです。

セルフコーチングは、質問と回答を自分自身で行うことではあるのですが、ただ自分に質問をすれば良い、と言うことではありません。

セルフコーチングで自分自身に質問を投げかける時には、いくつかのおさえるべきポイントがあります。


セルフコーチングを行う上での2つのポイント

セルフコーチングを有効なものにするために、以下に2つのポイントをご紹介します。

  1. 「答えは必ずある」と信じる
  2. 視点を変える質問をする

1.「答えは必ずある」と信じる

都度のセルフコーチングで、すぐに答えが見つかる場合もあれば、見つからない場合もあります。

「答えは必ずある」という意味は、すぐには答えが見つからない場合においても、「どのような行動をすれば見つかりそうか?」と言う問いに対する答えは必ずある、ということも含まれます。

例えば、「あの人に相談するとヒントが得られるかもしれない」とか、「まず一歩行動を起こしてみて、結果や様子をみてみよう」という場合もあるでしょう。

考えていても行動しなければ、何も変わりません。目標や問題解決に向けて、「どのような一歩を踏み出すと良いか」という答えをセルフコーチングを通じて見つけるのです。

2.視点を変える質問をする

通常、私たちの意識や視線の先は、目の前の課題や問題に「ロックオン」されています。

しかし、同じ場所から同じように眺めているだけでは、新たな気づきや発想はなかなか生まれません。

その物事を様々な角度から考えてみたり、他のものと比較してみたりすることで、それまで見えなかったものや、新たな発見を得ることができるようになるのです。

セルフコーチングとは、いわば、「質の高い自問自答をすること」と言えるでしょう。

では、具体的にどのような質問を投げかければ良いのでしょうか。


視点を移動する3つの質問のタイプ

視点を移動する質問には、様々なタイプがありますが、今回は特にオススメする3つのタイプをご紹介します。

  1. 自分のリソースに視点を向けた質問
  2. 立ち位置を変える質問
  3. 時間軸を変える質問

1.自分のリソースに視点を向けた質問

「リソース」という言葉には「資源」という意味がありますが、人や組織における「資源」とは、例えば、これまでの経験や、知識、スキルや能力、人脈・組織、時間、お金などのことをいい、目標や問題解決に向けて役立つ可能性のあるもの全てのことを指します。

私たち一人ひとりには、多くのリソースが携わっているはずですが、それを保有していることを忘れていたり、リソースとさえ思っていないものが数多くあります。

セルフコーチングにおいて、次のような質問をすることで、リソースを発見することができるようになります。

▽リソースに視点を向けた質問の例

  • これまでに似たような「経験」はなかっただろうか? その時はどのように取り組んだのか?
  • 「誰」の力を借りられると良いだろうか?
  • どの「時間」を有効に使うと良いだろうか?

2.立ち位置を変える質問

通常、私たちは、自分の置かれている立場から物事を見たり考えたりしています。

それを、様々な立場から考えてみることで、新たな気づきや行動を見出すことができるようになります。

▽立ち位置を変える質問の例

  • 「相手」が本当に望んでいること・期待していることは何だろう?
  • もし、「これを知らない人」が知ったら、どのように思うだろうか?
  • 会社全体のことを考えたら、どのような選択が良いだろうか?

3.時間軸を変える質問

上記の立ち位置を変える質問の応用として、過去や未来に視点を移動して考えてみる方法もあります。

現在の状況にとらわれず、過去の成功体験の中からヒントを得ることができたり、本来はどうあるべきか? という理想の未来を描いてみることで、現在の問題に対する打開策を見出すことも可能となります。

▽時間軸を変える質問の例

  • そもそも、この取り組みを始めた理由・目的は何だっただろうか?
  • 5年後の自分だったら、どのように考えるだろうか?
  • 半年後、どのような状態になっていることが理想的だろうか?
  • 10年後の未来に、どのようなことを残せていたら良いだろうか?


まとめ

自分に問いかける質問の質を変えるには、普段の思考パターンを見直すことも必要です。

「どうあるべきか?」「どのような方法があるだろうか?」「何を役立てることができるだろうか?」などと、自分に問いかける習慣づくりから始めてみるのも良いと思います。

セルフ・コーチングについてもっと詳しく知りたい方は、無料のセミナー動画をご提供していますので、お役立てください。

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( 林 英利 メンターの詳細プロフィールはこちら )



林 英利
林 英利

大和ハウス工業(株)、トヨタ自動車(株)などを経て、プロフェッショナル・コーチ、研修講師として独立。その後、銀座コーチングスクール代表を務め、2019年に(一社) 日本リレーショナルリーダーシップ協会(JRLA)を設立し代表理事に就任。2020年秋より「Biz Mentor」事業をスタート。元 国際コーチング連盟(ICF)日本支部 顧問・ICF 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)趣味は、楽器演奏(ギター・ドラム)、3歳の孫と遊ぶこと。

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