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人間万事塞翁が馬

コロナ禍において、私が経営している居酒屋の売上は、昨年対比 20%程度に落ち込んでいます。

売上80%減という厳しい状況! 時短協力金などを貰ってもなお、赤字でキャッシュが流れ出ていきます。正に、降って湧いたような災難。

「あーコロナさえなければ。。。」

と不運を嘆く気持がどんどん強くなります。。。。


何がプラスで何がマイナスかなんて全く分からない

これまで20数年、中小企業の経営者として過ごしてきて、一つ言えることがあります。

それは、「その出来事が自分や自社にとってプラスになるかマイナスになるかなんて、後にならないと全く分からない。」ということです。

ある出来事に直面した時に、 「なんでこんな事が起こるのか、本当に運が悪い!」と怒ったり、 「良かった! 嬉しい!」と喜んだり、その場で一喜一憂するのが人情。

一方、少し長いスパンでみると、様相は変わって見えてきます。


ある日突然背負った借金40億円

私がビール会社に勤務していた36歳の時、急逝した父の事業を引き継ぎ、 負債40億円、債務超過25億円を抱えた会社を承継しました。

その時、私は「もう自分の人生は終わりだ。この世で一番不幸なのはこの私だ」と絶望してしまったのです。

しかしその後、色々なことがありながらも、20年近くかけて負債を全額返済することができました。

そして、ある出版社から声を掛けてもらい、その経緯を本として出版することになりました。

40億円の借金のおかげで、子供のころからの夢であった、自分の本の出版ができたのです。

本の影響で、多くのメディアに取り上げられ、講演で全国に呼ばれました。 私は有頂天でした。

そして調子に乗っているうち、本業が疎かになり、 社員たちの心が離れて組織の崩壊につながっていきました。私は、再び夜も眠れないどん底へと落ちていったのです。

長い人生から見れば、今、目の前の出来事がプラスになるか、マイナスになるかなんて本当にわからないものです。


すべては自分が源

大事なことは、その出来事の受け止め方とその後の行動です。

自分に降りかかった出来事や状況を、プラスにするかマイナスにするかは、それを自分がどう解釈し、そこからどう行動していくかにすべてかかっています。

出来事や状況には大した意味はなく、ただ事実があるだけです。

コロナ禍も同じです。コロナにより経済活動が大きな影響を受けて、その結果として、居酒屋を経営しているウチの会社の売上が大幅に減少しているという事実があるのみ。

大事なのは、コロナ禍という出来事をどのように受けとめるか。そして、どのように今後の自社や自分の成長に繋げていくかです。

数年後に、「あの時、コロナがあったお陰で今の会社になれた、今の自分に成長できた」と 言えるために、いま何ができるのか。

今、この瞬間からの自分の行動が、それを決めるのです。

すべては自分が源。自分次第なのです。


まとめ

正に、人生は万事塞翁が馬。

しかし、ただ運命に翻弄されるのでなく、そこに人間の意志と行動が加わることで、出来事の意味を変えることは可能なのです。

今日、いまこの瞬間からの行動で、出来事や状況をプラスにもマイナスにも持っていけるのです。

すべては自分が源です。


( 湯澤 剛 メンターの詳細プロフィールはこちら )

湯澤 剛
湯澤 剛

大学卒業後、1987年キリンビール社に入社。国内ビール営業、ニューヨーク留学、海外事業担当を経て、1999年飲食店チェーン経営者であった実父の急逝に伴い事業を承継。年商20億、負債40億の会社をボロボロになりながら16年かけて再生、負債も全額返済。現在は、飲食店経営と並行して中小企業経営者向けの講演を全国で行い、コーチングを活用した経営者向け個別相談も実施している。趣味・特技:空手初段

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