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経験を振り返りそこから学んでいこう

「人生100年時代」に備えて、「学び」を続けることが必要になっています。

元より、多くの「学び」は「成長」へとつながり自己実現に結びつきます。

多忙なビジネスマンはいかにして日々学び続けるのか、すこしばかり考えてみました。


マルチステージ化していく中で

「人生100年時代」を迎えて、私たちが働く期間も徐々に長くなっていきます。

またその間も変化が激しさを増す中で、事業そのものの変遷や働き方の改革などで、 仕事のステージがマルチ化していくと言われています。

このような中、私たちビジネスマンは夫々のステージで必要とされるスキルなどの リソースを、今まで以上に急いで身に付けることが必要になってきました。


経験から学ぶということ

では、多忙なビジネスマンは、どのように学んでそのリソースを身に付けているのでしょう。

それは、 一割が、人から教えてもらうことなど。 二割が、自ら自己啓発する、机上の勉強や読書やセミナー参加など。 そして半分以上の七割は、日々の「経験から学ぶ」ことだそうです。

これには納得できますね。私も確かにそうでした。

しかし「経験から学ぶ」と言っても、 今のスピード社会では経験が自然に体に染み付くまで待ってくれそうにもありません。

この日々の経験をいち早く自分のリソースとして活用できるようにしていく、 それには、経験を振り返る習慣を創ることがとても有効です。

以前、米国GEでジェフリー・イメルト氏がCEOを務めているとき、 氏は毎週土曜日に1週間の振り返りをしているということを知り、 私もまねたことがありましたが、三日坊主でした。


振り返りの習慣を創ろう

その後歳月は流れて、今はしっかりできています。 三カ月に一回、プロのコーチのメンタリングを受けています。

また毎月、友人のコーチと相互にセッションをしています。 そして二週間毎に、コーチングの仲間との「振り返り会」にも参加するようになりました。

そこでは、その間で経験したことのフィードバックを行います。 「上手くいったこと」や「上手くいかなかったこと」などを振り返り、 そこから大切な気づきを得ていきます。

次にその気付きを、この先どのように活かしていくかの フィードフォワードまでを行っています。

日々多忙を極める皆さんこそ、もっと「経験から学ぶ」ことの活用をお奨めします。

自らの経験を振り返り、その学びから自分の教訓を創っていく。 その教訓を次に活かすことで、学びが早く成果につながります。

また、それが習慣になることで更に学びが発展し、深耕していくことでしょう。


まとめ

日々の仕事の中にも実に多くの気づきがあり、その経験がリソースとなっていきます。

それらのリソースを活用することで、さらに人は成長していきます。

職場で行う1on1ミーティングなどは、まさに成長を支援する取組みです。

私たち Biz Mentor も、メンタリングを通してビジネスマンの成長のお手伝いをしています。

松木 幹一郎
松木 幹一郎
東証1部上場の電気機器メーカーにて、役員・理事などを歴任。現在は非常勤顧問として、組織開発の支援。新入社員時代は、営業担当として飛び込み営業から開始、若い頃は売れずに苦悩の毎日を過ごす。中間管理職時代では、徹底した新規顧客開拓により担当エリア内顧客シェア90%を獲得し、年間売上を300%にまで拡大、事業基盤を構築。現在は、組織開発の内部実践者としてオフサイトミーティングなどを実践。全国にファシリテーターを108名育成し、組織開発の礎を構築した。趣味は、サッカー、ウクレレ、カラオケ。

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