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立ち食い蕎麦で見た抜群のチームワーク

以前新橋で働いていた時に、ランチで時々行っていた立ち食い蕎麦店。

3人のスタッフで運営されていましたが、実に見事なチームワークでした。

味も十分に満足できるものでしたが、私は厨房の前のカウンター席でスタッフの姿を見ることが好きでした。

立ち食い蕎麦店で見たチームワークを紐解いてみます。


一人ひとりの仕事が熟達している

スタッフ3人は麺担当の男性、揚げ物担当の女性、会計と商品受け渡し担当の女性です。

一人ひとりの仕事は流れるようで、まったく無駄がありません。

私が力量を判断することはおこがましいのですが、いつ見ても失敗らしきものを発見することがありません。

麺担当、揚げ物担当の二人は黙々と自分の仕事の集中している職人という感じ。

会計担当の人は、感じの良い受け答えの人で、それぞれの持ち味が出ています。

チームワークがよい大前提となるのは、一人ひとりの仕事の熟達と感じました。


チームワークを生み出すもの

さて、チームとしての話です。

注文の内容によるのだろうと思いますが、どこかの工程に渋滞を感じると、誰かがさっとサポートに入ります。それが見ていて絶妙なのです。

「あ、そこが遅れているなぁ」と見ていると、すっと手が出てきて、必要な作業の支援だけして、また戻っていくという感じ。プロの技です。

そのことによって、全体にボトルネックが生じることなく、いい回転が継続されていきます。

では、これを可能にしているのはなにでしょうか。

1. 互いの仕事を知っている サポートに入れるということは、その仕事の工程ややり方が分かっているということです。

自分の仕事の専門性だけにとどまらず、他の仕事もさっと手伝える力量はあるということですね。時間外に練習するのでしょうか。

2. お互いをリスペクトしている。

3人を見ていて、いつも感心するのは余計な会話がないこと。

忙しいからかもしれませんが、言わなくてもわかる風な空気も流れています。誰かの作業にケチをつけたり、不平を言ったりしていることも見たことがありません。

つまり、厨房の中の雰囲気がとてもいいのです。

その根っこにあるのは、お互いを仲間として大事に思っていること、お互いを仕事のプロとしてリスペクトしていることにありそうです。

3. 目標に集中している。 今のような、互いにリスペクトし、支援しあうということができているのは、チームとしての目標が明確でそこにみんなが集中しているからだと思います。

ランチ営業時間帯の目標はおそらく、スピードでしょう。どれだけ短時間で食事の提供をするか、そのことが顧客の満足度も高めますし、売り上げも高めることになりますから。

3人のスタッフは、この目標を理解し、集中している。ここが全体の基盤かもしれません。


まとめ

「チーム」と「グループ」は、どちらも人が集まった状態を表す言葉ですが、その違いは何でしょうか。

もっとも簡単な答えは、「目的や目標が存在しているか否か」。

チームは、1つの目的や目標を達成するという意思のもとに集まった集団です。

ですから、チームワークの基盤が目標に集中することにある、というのは当然のことかもしれません。

一方で、一人ひとりの力量が優れていることも、チームが機能する上で見落としてはいけないことのように思います。

吉森 浩一
吉森 浩一
パナソニックグループでビジネスキャリアをスタートし、その後、大企業など4社で人事部長を務める。自ら企画したアフターファイブの社内勉強会にはいつも数十名が参加。趣味は、卓球・ゴルフ・読書・妻とのウォーキング。

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