人生の転機、それは人との出会い
皆さんは、過去を振り返ってみて、人との偶然の出会いが、大きな転機だった経験はありませんか?
人生の転機とは、あたり前だった日常が変化を向かえ、新しい展開を迎えるきっかけのことです。
転機と言えば進学、就職、結婚、出産、転勤などの環境が変化するタイミングだけでなく、ピンチや困難を乗り越えられた時とか、様々な出来事が考えられるのではないでしょうか?
その中でも転機のキッカケとして一番の出来事は、「人との出会い」ではないかと思っています。
私自身、多くの良い影響を受けた得難い「人」との出会いが、後の考え方や生き方に大きく関わってきました。
今回は、そんな「出会い」について考えてみたいと思います。
出会いは成長のキッカケを与えてくれる
私たちは毎日のように誰かと出会っています。
社会人であればお客様であったり、同僚だったり、またライバル会社の人など様々です。
そのような人たちと関わる事で、何かしらの刺激を受け、新しい学びを得たりするのではないでしょうか?
もちろん、人は考え方や価値観が異なるため意に沿わない事も多いと思いますが、まずは素直に受け入れてみる事で自分の考え方の偏りに気づくことで、全く新しい発想が沸いてきたりするかもしれません。
このように、自分が経験してこなかった生き方をしてきた人たちとの話を聞いたりすることで、成長のキッカケなる事も少なくないと思います。
人生の転機の捉え方
人生の転機は自身が新しいステージに進み、素晴らしい未来に向かって進むための解決すべき課題を目の前に突き付けてくれている、と捉えたいと思います。
今現在の皆さんには、どのような「解決すべき課題」がありますか?
課題というと、マイナスイメージが強く、日常的に悩んでいる人間関係であったり、ネガティブな感情や、自己否定などが思い浮かぶかもしれません。
しかし、それよりも未来に目を向けてみませんか?そこで、自分自身へ問いかけてみてください。
「あなたにとって、魅力的な未来とは、どういうものですか?」
「その魅力的な未来は、どうやって実現させますか?」などなど、明るい未来を是非イメージしてみてください。
どんな人と出会えば良いか?
さて、ここで一つの事例として、私自身の「出会い」について紹介させていただこうと思います。
大学を卒業し、教授からの推薦で製薬会社に潜り込みましたが、医療関係者相手の営業になじめず、地元に逃げ帰ることばかり考える毎日を過ごしていました。
そんな気持ちで働いていたのですから、当然会社の評価は最低で、何度も異動を余儀なくされながらやる気のない毎日を過ごし、30歳を過ぎるまで仕事に真面目に取り組んだ記憶はありませんでした。
そんな私にも一つの転機が訪れました。それは当時一緒に働いていた先輩との出会いでした。
当時の私は営業職にも関わらず、医療関係者への理由もない恐れからくる訪問恐怖症みたいな状態でした。
しかしその先輩は叱るわけでもなく、私の特技に目を向け、その特技を得意先が求めている事に気づかせてくれましたし、その上で私が本当はどうしたいのか、を辛抱強く聞いてくれながら待ち続けてくれたんですね。
おかげで少しずつ自分を取り戻しながら、働く意味をようやく感じながら過ごす事が出来始めました。
私にとって大きくて、とても大切な分岐点だったと、今でもこの「出会い」に感謝しています。
周囲を見渡してみませんか?
皆さんの周囲には、どのような「人」がいるでしょうか?
私には偶然の出会いだったのかも知れませんが、素晴らしい先輩との出会いがありました。
ただ、このような出会いは、勝手に訪れる場合もありますが、自分自身で掴みに行く事も大切です。
ともするとマイナス思考になりがちだと思いますが、出来るだけ
- ポジティブ思考を心がけておく
- 明るい未来をイメージしておく
- できれば明確な目標を設定しておく
などなど、素直で前向きな心構えを持ち続けることで、必ず素晴らしい「人」と出会う事が出来ると信じましょう。
もしかすると、あなたのすぐ隣にも、人生の転機を左右する「人」がいるかもしれません。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
人との出会いは本当に不思議な出来事だと思います。
直感を信じ、信頼できそうな人に積極的に話しかけてみる事を強くお勧めします。
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