成功する1on1の秘訣!中間管理職が会社のサポートを引き出す方法
6月も中盤が過ぎ、新しいチームやプロジェクトにおける課題が、明確になってきたリーダーも多いのではないでしょうか?
特に中間管理職であるリーダーのみなさんにとっては、1on1で感じる悩み、課題も大きな割合を締めてきている時期と推察されます。
こうした悩みや課題に取り組むには、自身の改善も必要ですが、会社に理解してもらい適切なサポートを受けることも重要です。
では、どうやってそれを伝えていけばいいのでしょうか?
今日は適切なサポートを受けるための、ステップと取り組みについて考えていきます。
課題の明確化と共有
中間管理職が直面する、具体的な悩みや課題を明確にします。
例えば、時間の不足、コミュニケーションのギャップ、フィードバックの難しさ、などが挙げられます。
これらの困っていることをリストアップし、1on1ミーティングの実施状況や成果についてのデータを収集します。
可能であれば、課題の具体例としてアンケート結果を用意したり、ミーティングのフィードバックなどを活用したりするとより効果的になるでしょう。
効果的なコミュニケーション
上層部への報告の際には、具体的な事例やデータを用いて、分かりやすく伝えます。
報告書やプレゼンテーションを作成し、視覚的に分かりやすく説明することも効果的です。
また、単に問題を指摘するのではなく、具体的な解決策やサポートの方法について提案します。
例えば、トレーニングの実施、時間の確保、ツールの導入などの要望を明確に伝えましょう。
トレーニングとサポート
1on1ミーティングを効果的に行うためのトレーニングプログラムを導入するよう提案します。
チームや組織によると思いますが、アクティブリスニング、フィードバックの方法、共感力の向上などのスキルを学べるプログラムが有用となるでしょう。
また、外部の専門家をメンターとして招き、1on1の進め方についてアドバイスを受ける機会を設けることも有効です。
リソースの確保
時間の確保は大切なリソースの一つです。
中間管理職が1on1に十分な時間を割けるように、業務の調整や再配分を行う必要性を、上層部に理解してもらいます。
これには、業務の優先順位の見直しや、サポートスタッフの導入も含まれてきます。そして適切なツールの導入も提案します。
1on1ミーティングの管理やフォローアップを効率化するためのツール、例えばミーティングの記録や、タスク管理ツールなどを取り入れてもらうよう提案していきましょう。
成果の可視化
1on1が効果を発揮している成功事例や、具体的な成果を共有することで、その重要性と価値を示します。
そして1on1ミーティングの進捗や成果を定期的に報告し、改善点やさらなるサポートの必要性を伝えます。
フィードバックの促進
これは中間管理職と上層部の双方向のフィードバックの促進です。
中間管理職からのフィードバックを、上層部が積極的に受け入れる文化を醸成し、改善に向けた取り組みを行います。
また、従業員からのフィードバックも反映し、中間管理職の負担を軽減する方法を模索します。
このようにして、中間管理職が1on1で抱える課題を会社に理解してもらい、必要なサポートを受けることができるようになります。
まとめ
いかがでしょうか?
これらのステップを踏むことで、中間管理職であるリーダーのみなさんがひとりで悩みや課題を抱えるのではなく、組織として共に課題解決し、従業員の育成を目指す1on1が実現します。
特に、トレーニングとサポートにおいて興味のある方は、下記もご参照ください。