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「一緒に働きたい」と言わせる力

「JRLAが育成したいリーダーとはどのような人物像か?」と尋ねられれば、私達は『「一緒に働きたい」と言われるリーダー』と言うことができます。

当協会の浅井浩一顧問も、日々の講演・執筆活動の中で、目指すリーダーの姿として『「この人についていきたい」と思われるリーダー』を掲げています。


書籍ではどんなことを言っているか?

日頃からそのようなアンテナが立っているからでしょうか、先日書店で下記書籍に出会いました。

『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』 ジョン・C・マクスウェル ダイヤモンド社


その中で著者は、『「一緒に仕事をしたい」と思わせる力』として、アメリカの元大統領であるロナルド・レーガン氏の事例を取り上げ、コミュニケーションの大切さを謳っています。

以下に同書籍の一文を引用します。



レーガンのように国家のリーダーになろうと考えていない人でも、コミュニケーション能力を身につける必要がある。結婚生活、仕事、人間関係における成功は、それによって大いに左右されるからだ。あなたが何を望み、どこを目指しているかがわからなければ、誰もあなたについていこうとは思わない。



コミュケーションが円滑になるための4つの原則

そこで、著者は、コミュニケーションがより円滑になるための原則として、以下の4つを掲げています。


1.メッセージを簡潔にする

「何を話すか」だけがコミュニケーションではなく、「どう伝えるか」も大切な要素であるとし、ここでは、とにかく簡潔なコミュニケーションを心がけることを強調しています。


2.相手のことを考える

相手とコミュニケーションをする際には、次の質問を自分に投げかけてみると良いと言っています。

・誰に話しかけているのか

・相手は何を質問しているのか

・このコミュニケーションの目的は何か

・時間はどれだけあるのか

コミュニケーション能力を高めるには、相手の立場に立つことの必要性を主張しています。


3.真実を示す

円滑なコミュニケーションを図るうえで前提となるのが「信頼」であるとし、ここでは、①自分が言っていることを信じること、②自分が言っていることを実行すること、の2つがなにより大切だと言っています。


4.反応を求める

すべてのコミュニケーションの目標は「行動」にあることを忘れてはいけないとし、大量の情報を相手に押しつけるのではなく、相手が感じたり、実行したりできるように心がけることが大切だと言っています。


スキルだけなくマインドにも焦点を当てる

このように見てくると、コミュニケーションがより円滑になるためには、スキルだけでなくリーダーのマインドにも焦点を当てる必要がありそうです。​​​​​​​

大石 典史
大石 典史
東証一部上場企業2社を含む4社で法人営業、コンサルタント職、人事総務等を経験。現在は、銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校代表、研修講師、パーソナルコーチを務める。国際コーチング連盟(ICF) 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)。

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