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リーダー研修を成功させるための11のポイント

研修担当者の方の話を伺っていると、「既にリーダー研修を実施しているが、効果が出ているのかよく分からない」、「だいぶ前から、同じ内容のリーダー研修を行なっているが、今の時代に合わなくなっている気がしている」などの声が多く聞かれます。

そして、「リーダー研修を刷新したい」とか、「失敗しないための方法」についてご相談いただくことが多いことから、今回は「リーダー研修を成功させるためのポイント」をご紹介したいと思います。


リーダー研修の企画段階で大切な3つのポイント

研修担当者の方の中には、「何か良いリーダー研修はないだろうか…」と、インターネットなどで検索を行なっている方も多いことでしょう。

しかしその前に、やらなければならない大切なことがあります。

それは、自社にとって、さらに言えば、職種や部門などにとっての「あるべきリーダー像」を明確にすることです。

「あるべきリーダー像」を描く際には、リーダーとしての役割を担うために必要な知識、スキルや技術、リーダーとしての姿勢やマインドなどについて明文化します。

「あるべきリーダー像」が明確になったら、次に、対象者の資質面や能力面などの現状を把握します。現状を把握するための方法としては、アセスメントを実施したり、アンケートをとるなどの方法があります。

そして、現状が認識できたら、「あるべきリーダー像」との差(ギャップ)を埋めるために、どのような研修にするべきかを検討します。社内だけでの検討が難しい場合は、研修会社などに相談しながら検討を進める場合も多くあります。

これらをまとめると、次の3つのポイントになります。



Point 1
自社にとっての「あるべきリーダー像」を定義する(知識、スキル、姿勢など)


Point 2
アセスメントやアンケートなどにより、対象者の現状(資質・能力など)を認識する


Point 3
現状を踏まえ、研修内容を計画する(研修業者と調整する)


研修の中に取り入れるべき8つのポイント

研修の内容について、必要な知識やスキルなどについては、業種などによって異なることと思いますが、共通事項として大切なポイントがあります。

まず、知識面においては、そもそも組織とは何なのか、組織の目的は何か、組織が成立する要件などを踏まえた上で、リーダーの役割を正しく認識させる必要があります。(多くの研修対象者は、「優秀なプレーヤー」と「優秀なリーダー」の違いを正しく理解していません。)

また、会社が求める基本的なリーダー像を認識させるとともに、さらには、それを踏まえた、自分自身が目指すリーダー像を描かせることが重要です。そうすることで、主体性が生まれることに加え、自分自身の成長を感じながらリーダー業務に取り組んでいけるようになるからです。

そして、研修の中で必要なスキルを習得させることはもちろんのことですが、さらに大切なことは、「リーダーとはどうあるべきか」、「どのような関わり方をすると、チームメンバーはやる気になるのか」などについて、十分な時間をとって考えさせることが重要です。

そのような演習を通じて、リーダーとしての姿勢やマインドが養われ、チームメンバーから「このリーダーについていきたい」、「このリーダーと一緒に働きたい」と思われるようになり、チームのパフォーマンスを高めることができるリーダーシップを発揮できるようになるのです。

そして、ここで終わってはいけません。研修の最後には、研修後の行動計画を具体化させることが重要です。そしてさらには、定期的に自分自身の行動を振り返り、取り組んだことから何が得られたのか、またそれを踏まえて、次はどのように取り組んでいったら良いかをフォローしていくことが大切です。

せっかく実施した研修が、「成果が出ているのか分からない」ことになってしまっている原因の一つは、この「フォローアップ」までを行なっていないことが挙げられます。

以上のことをポイントとしてまとめると、次のようになります。



Point 4
組織の目的やリーダーの役割を正しく認識させること


Point 5
自分自身が目指すリーダー像を具体化させること


Point 6
自分自身の価値観や課題などの自己理解を促す


Point 7
目指すリーダー像までの取り組み内容を具体化させる


Point 8
リーダーに必要なスキルを習得させる(専門スキルやコミュニケーションスキルなど)


Point 9
考えさせる演習などにより、リーダーとしての姿勢・マインドを高める


Point 10
研修後の具体的な行動計画を明確にさせる


Point 11
研修後に行動した結果から何を得られたか、次はどのように取り組むかをフォローする体制を設けること


まとめ

いかがでしたでしょうか? リーダー研修の導入や置き換えにあたっては、まずは「あるべきリーダー像」を明確にすることが、最も基本であり、最も重要なポイントとなります。

プロジェクトの推進にあたっては、外部の力を利用することも有効です。気になった研修会社などに相談してみると良いでしょう。

林 英利
林 英利
大和ハウス工業(株)、トヨタ自動車(株)などを経て、プロフェッショナル・コーチ、研修講師として独立。その後、銀座コーチングスクール代表を務め、2019年に(一社) 日本リレーショナルリーダーシップ協会(JRLA)を設立し代表理事に就任。2020年秋より「Biz Mentor」事業をスタート。元 国際コーチング連盟(ICF)日本支部 顧問・ICF 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)趣味は、楽器演奏(ギター・ドラム)、4歳の孫と遊ぶこと。 ◎著書:一瞬で自分を変えるセルフコーチング(三笠書房)

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