メンターに求められる3つの能力とは?
メンターが求められる時代背景
最近、「メンター」という言葉をよく耳にするようになりました。
仕事柄、というのもあるのかもしれませんが、コロナ禍において、現代の企業経営や個人のキャリアを取り巻く環境が、より「VUCA(Volatility;変動性、Uncertainty、不確実性;Complexity;複雑性、Ambiguity;曖昧性)な状態」に陥っているからだと推測します。
そのような時代背景において、ビジネスパーソンは、自分とは直接利害関係のない、何でも話せるメンターの存在を求めているのかもしれません。
メンターとは何か?
ここで、あらためて「メンター」の言葉の意味を確認しておきたいと思います。
メンターとは:「助言者」「相談相手」「師匠」を意味する。新入社員や後輩に対し、職務上の相談にとどまらず、人間関係、身の処し方など個人的な問題まで広く相談に乗り、助言を与える人 (「コトバンク」より)。 |
私自身の経験から言っても、過去に「メンター制度」を導入している会社に勤めたことがあります(その会社では「ブラザー/シスター制度」と呼んでいました)。
「メンター」と言うと、一般的に会社組織内における「師弟関係」を連想する方が多いかもしれませんが、冒頭に掲げたような時代背景においては、もっと多様な関係性が求められていると言っても過言ではないでしょう。
メンターに求められる3つのポイント
では、会社組織の“外”に目を向けた時、果たしてどのような人物があなたにとって最適なメンターとなるのでしょうか?
大雑把に言えば、「相性が良い」ということになるのかもしれませんが、私なりの経験から、以下のようなポイントを押さえておくことをお勧めします。
ちなみにこのポイントは、企業研修などで、本来メンターとなるべき人達(中堅社員、管理職など)に対してお伝えしている内容でもあります。
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もし、あなたが、メンターを選べる状況にあるのでしたら、上記のポイントに絞って探してみるのも良いかもしれません。
あなたが最適なメンターと出会い、あなたの人生が最良なものになることを願っております。