
あなたが理想とするのは誰ですか?
私、経営者やビジネスパーソンのコーチやメンターとして活動していますが、実は、読者の皆さんと同じアラフォー世代。
つまり、プレイヤーとしてもリーダーとしても、結果を出すことを求められる世代の一人です。
そんな私が、リーダーとしての役割を担う際、必ず念頭に置く方々がいらっしゃいます。
その1 「守」 身近な先輩リーダーたち
私たちは、部下や後輩の立場で、数多くの先輩リーダーたちと仕事をする経験を積んできました。
まずはそういう方々の、素晴らしい!と思った点を意識的に取り入れ、残念…と思った点を反面教師にしています。
この時に大切にしているのは、「後輩の視点」。
後輩の立場でブーブー文句を言っていたのが、いざ自分がリーダーになると、逆に後輩に対してブーブー文句を言っていること、ありますよね笑
でも、私たち、「後輩」としては一人前ですが、「リーダー」としてはまだまだ半人前。
そういう時に頼りになるのは、「後輩」としての経験なはずです。
その2 「破」 さまざまな業界、世代のリーダーたち
次に、今度は「リーダーの視点」から、あらゆるリーダーたちの助言を取り入れます。
このときに参考になるのは、何も身近な先輩リーダーだけではありません。
私の場合、友人や知人はもちろんのこと、
弁護士やコーチとして接するクライアント様、
一緒にコーチング・ブログを書く仲間や Biz Mentor の仲間
など、さまざまな業界や世代のリーダーたちの考え方も、大いに参考にしています。
リーダーとして結果を出すには、先輩に倣い、そして先輩を超えていかなければなりません。
そのためのヒントは、あらゆるところに転がっています。
その3 「離」 最後は、自分
こうして、あらゆるリーダーたちの長所をかき集めて作り上げた、理想の「リーダー像」
しかし、この理想像に無理やり自分を当てはめようとした結果、あなただけの個性が死んでしまっては、元も子もありません。
私たちの世代がリーダーになったからこそ、私たちにしかできない仕事、私たちにしか生み出せない成果があります。
これを実現するには、先人から受け継いだものを「守」り、「破」り、そして「離」れていくことが必要です。
そのため、最後に一番大切にしなければならないのは、やはり「自分」です。
ところが、コーチとして見ていると、理想とする「誰か」になろうとするあまり、「自分」を置き去りにしてしまっている方がとても多いように感じます。
「これって、もしや自分のこと…!?」と思った方、ぜひ、Biz Mentor のメンター陣に声をかけてみてください。
理想とする「誰か」ではなく、理想の「あなた」になるお手伝いをしてくださいますよ!