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結果を出し続けるチームのリーダーとは?

先日、とある分野で結果を出し続けるチームのリーダーの方と、お話をする機会を頂きました。

守秘義務の関係で詳細はお伝えできませんが、実はこのチーム、元々は消滅の危機に晒されていたそうです。

ところが、リーダーの交代をきっかけとして、2〜3年の間に小さな結果を大量に積み重ね、今では毎年全国1位を獲得するまでに成長しました。

その方曰く、チームが結果を出す理屈自体は、すごくシンプルだそうです。

①メンバー、②リーダー、③チーム、これら3つの点で条件が揃えば、必然的に結果が出る、ということなのですが…。


能力を発揮し、役割に集中するメンバー

チームのメンバーには、年齢も性格も能力もバラバラの人材が集まるため、まずは自分の能力を発揮して与えられた役割に徹することに集中してもらうそうです。

このとき、リーダーは、各メンバーの長所や能力、性格を正確に見極め、その上で、各メンバーがそれぞれの役割で能力を発揮させられるよう、モチベーターになるそうです。

なるほど…結果を出し続けるチームのリーダーには、「人を見る目」と「人を鼓舞する力」が必要なのですね。


人としてもプレーヤーとしても結果を出すリーダー

メンバーをまとめて指示を出すリーダーは、メンバーの苦労を知り、その声に耳を傾ける一方で、メンバーからも耳を傾けてもらわなければなりません。

そのため、リーダーは、プレイヤーとして結果を出す経験を積み、人としても尊敬される必要があるそうです。

人として尊敬されるために、どのようなことを実践されていますか? と尋ねたところ、

  • 一人ひとりの話を丁寧に聞く
  • メンバーを信じ、最後まで諦めない
  • 誰かに迷惑をかければ、一緒に頭を下げる

などを、笑顔でさらりと答えてくださいました。

なるほど…結果を出し続けるチームのリーダーには、結果も人間性も求めらられるようです。


互いを認め合い、信頼し合うチームワーク

各メンバーの力を「結果」に結び付けるには、チームワークが不可欠。

リーダーとメンバーが互いを信頼し、メンバー同士が互いの能力を認め、「チームのために」やり抜く思いが必要です。

このとき、リーダーは、

  • メンバー一人ひとりと向き合い、その能力や存在を認める目線と、
  • チームの中でのメンバーに役割を与え、求める目線、

の両方を持ち、チームの一体感を作り上げていくそうです。

なるほど…結果を出し続けるチームのリーダーには、「視点を動かす力」も必要なようです。


チームを活かすも殺すも、リーダー次第

いずれにせよ、チームを活かすも殺すもリーダー次第。

結果を出すのはリーダーの役割であり、結果が出ないのはリーダーの責任だと、その方は断言されていました。

私も、リーダーとしての役割を担う際に、肝に銘じておこうと思います。


飯塚 予始子 メンターの詳細プロフィールはこちら )

飯塚 予始子
飯塚 予始子
弁護士。東京大学大学院法学政治学研究科(法曹養成専攻)卒業後、日本司法支援センター(法テラス)のスタッフ弁護士を経て、現在は弁護士法人 丸の内ソレイユ法律事務所に所属する。夫婦や親子の問題、相続・事業承継などの家事事件が専門。ハラスメント問題やコーチ・カウンセラー業界の法律問題、外国人問題なども数多く取り扱う。趣味は、寝ること、こたつに入ってみかんを食べながら海外ドラマを見ること。

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