
新しいリーダーへ、その経験を大切に
災禍の中で二度目の卯月を迎えています。
この時期、リーダーとして新たなスタートを迎える方も大勢いらっしゃることでしょう。
今回のブログで、そのようなあなたに応援メッセージを届けたいと思います。
ひと時の居心地の悪さもよい思い出に
この時期、事業所の責任者だった頃の私は、新たに課長に昇格する人たちと、対話会を欠かさず行っていました。リーダーとしての出発に向けて、激励の対話を大切にしていたのです。
就任日を迎えた新任課長たちは、周囲の視線をかなり気にしている様子。ある意味、ほほえましい光景でした。
そういう私も、「ひな壇」と呼ばれていた組織長のデスクに初めて座るときは、照れくささと居心地の悪さを感じたことを覚えています。 あの感覚は、きっと自信の無さから来ていたものなのでしょう。
その後の昇格では、もうそれを感じることはありませんでした。 反対に心地よい緊張感を感じていました。 その頃には、経験からくる自信が芽生えていたのでしょう。
ブレーキからアクセルに踏みかえよう
前述の対話会で、私は「新任課長は、就任の初日から自身のビジョン・ステイトメントを語れるように」と、彼らの背中をドンと押してやりました。
結果、多くの新任課長が、勇気をもってブレーキから足を離し、アクセルを踏んでくれたものです。
あなたをリーダーに任命した方々は、あなたに「変革」を期待しているのではないでしょうか。VUCA時代の今、「今まで通りで頼みます」などと言う任命者はいないと思いますよ。
その期待に応えるためにも、就任初日から遠慮することなくアクセル全開でいきましょう。きっと周囲の人たちも、変化への期待にワクワクしながら、あなたに共感すると思います。
そして、貴重な経験から学んでいこう
私も、様々な組織のリーダーを経験してきましたが、今になって考えると、「もっと上手くやれたのになぁ」と思う経験もあります。
社会人の成長の糧は、その7割が自身の経験からの学びであると言われています。 リーダーとしての様々な経験から学んでいく。
そのような学び方を習慣にしていくことが、成長への早道です。
まとめ
あなたのこれからのリーダーとしての経験は、次のステージでの自信に繋がります。
リーダーを務めることを貴重な機会と捉え、その日々の経験を学びに換え、次に生かしてください。
私たち Biz Mentor は、そのようなあなたを応援いたします。