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好奇心を持つことの大切さ

長い人生の中で、大切なものは多くあると思いますが、 人生100年時代と言われる時代において、私は、特に「好奇心」を大事にしたいと思っています。

特に、リーダーとして部下たちを牽引している皆さんには、リーダーシップを発揮する上でも好奇心を大切にして欲しいと思っています。


好奇心とは、どのようなものでしょうか?

我々には、生まれながらにして好奇心が備わっています。 幼い頃には動物や昆虫などに惹かれ、様々な事柄にも興味を持ち、母親を質問攻めにした経験はないでしょうか?

しかし、成長するにつれて、好奇心を持ち続ける人と、そうでない人に分かれていきますよね。

そもそも、好奇心とは、ウィキペディアによれば「物事を探求しようとする根源的な心。

自発的な調査・学習や物事の本質を研究するといった知的活動の根源となる感情を言う。」と書かれています。

つまり、何かを知りたい、疑問を解消したいというような「知的好奇心」の事とあります。


ところで皆さんは、どの様なものに好奇心を持ちますか?

日常生活の中で感じる疑問や、以前から興味はあるが、いつかはチャレンジしてみたいと思っていることなどがあると思います。

例えば、テレビや、インターネットを通じて流れてくる様々な情報に興味を持ち、検索サイトで調べたりする事も好奇心からくる行動でしょう。

ただ、表面的な意味を知って満足する人と、さらに深く知ろうとする人もいます。

私は、やはり物事を深く探求する事が非常に重要だと思っています。


なぜ好奇心を持つことが大切何でしょうか?

好奇心は、自身が知らない事や面白いことなどに興味を持つ事から始まります。

そして実際に、それを知るために行動する事で、今まで知らなかった事柄を知ることで、知識が増え、またそれを活かすことで、新しい自分に出会えるのではないでしょうか。

ただ、その好奇心の強さの度合いによって、その後の行動が左右されます。

ヒトは、好奇心が強ければ強いほど、実現するために行動を起こします。

このことは、仕事をするうえでも大切な考え方ですよね。

仕事上で、分からない事を、いかに「知りたい」と考えて行動を起こすことこそが 私たちにとって重要な事ではないでしょうか?


リーダーにとっての好奇心

では、リーダーが好奇心を持って行動する事で、どのようなメリットがあるのでしょうか?

冒頭で述べたように、好奇心を持ち続ける事は、仕事を進める上で出会う様々な情報を深く知り、知りえた情報を元に行動をすることで仕事もうまくいきますし、それ以上に、リーダーの姿を見る部下たちにとっても、大きな影響を及ぼし、結果的にチームを自然に牽引していく事が出来ると思うのです。

それ以外にも、部下という人材に興味を持つことで、共通点を見つけることが出来、コミュニケーションが生まれ、より強い一体感が醸成されるでしょう。これも、リーダーに必要な好奇心だと思います。

リーダーにとっても、チームにとっても、チャンスをつかみやすく、自信につながり、さらに成長できることでしょう。


まとめ

リーダーは、常に好奇心を持ちながら、深堀していくことで、新しい自分を発見でき、その結果として、自身の視点が変化し、行動も変わっていくと思います。

このようにリーダーが率先して実践すると、部下の新たな才能を発見したり、部下から学べる機会も増え、チームとしてのコミュニケーションが活性化する事が期待できると考えましょう。

以上、いかがでしたでしょうか?

好奇心を持つ、持ち続けるためには、一例ですが、以下のような事を実践してみてはどうでしょう?

  • 視野を広げ、とりあえず、何かをやってみる
  • 普段から疑問を疑問で終わらせない
  • わからない事を「知りたい」と深く考える
  • 新しいことに興味を持って、得た知識を誰かに話す

他にもたくさんあると思いますが、きっと、楽しくて仕方ない毎日が訪れると思っています。

山田 武彦
山田 武彦
薬学部卒業後、三共株式会社(現:第一三共株式会社)で、医薬情報担当者(MR)として勤務、その後医薬品の安全性情報(副作用)の収集と伝達部門、IT部門長を経て、日立製作所との共同出資会社に副社長として転籍。総務部門を管掌する中で、社員育成の効果的方法を模索しコーチングを学び、メンター・プロフェッショナルコーチとしての活動を始める。趣味は、ウイスキー、文房具、読書、占星術。

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