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木も見て森も見る

少し前に、とある組織の表彰式に参加する機会がありました。

上半期の成績や成果を見て、リーダー層が特に優秀と判断した部下をみんなの前で表彰する、というものです。

読者の皆さんが所属する会社や組織でも、似たような制度があるかもしれませんね。

私は、組織外の立場として、リーダー層とも部下の皆さんともやり取りをさせていただいたのですが、その中で気づいた視点をシェアしたいと思います。


森から木を見る

組織に貢献してくれた者を表彰する、というのは、あくまでも組織の観点から部下を見ます。

貢献を称え、表彰することで、部下のモチベーションを高め、みんなが組織に貢献してくれるようになることを促す目的があるようです。

また、組織が具体的にどのような貢献を評価するのか、それをみんなの前で示す意味もあるようです。

それはまるで、森の上から、森の生態系を守る上で重要な役割を果たしてくれた個々の木を見るようなイメージ。


木から森を見る

もっとも、個々の木から森を見たときには、景色が少し変わります。

木は木として、個々に様々な「考え」を持って、組織に所属しています。

組織に貢献したい! という考えもあれば、 自分をキャリアアップさせたい! という考えもあります。

ただ、日々の業務をこなしてお金をもらえれば満足、という考えもあれば、 いかに上司の目を盗んでさぼるか、という考えもあるようです(笑)

また、このような考えの背後にある「思い」も、様々なようです。 上司の期待に応えたい、という思いもあれば、 自分に自信をつけたい、という思いもありました。

逆に、上司は数字しか見ていない、という不満もあれば、 頑張ったところで評価されるわけでもない、という諦めもありました。

それはまるで、木の下から見上げて森全体を見渡し、その中の一部である個々の木を考える、そんなイメージです。


木も見て森も見ることの難しさ

組織として成果を出さなければいけない以上、木を見て森を見ないわけにはいきません。

しかし、個々の人間が集まって組織が出来上がる以上、森ばかり見ていては、気づいたときには木が枯れていることもあります。

じゃあ、木も見て森も見なければ…というのは、言うは易く、行うは難し。 森の上から木を見ていると、見ようとはしていても、見ているようで実は「見えていない」ということが非常に多いのだな、と強く感じました。

特に、人を大事にしようと意識されていた組織だったので、ますますその難しさを実感しました。


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飯塚 予始子
飯塚 予始子

弁護士。東京大学大学院法学政治学研究科(法曹養成専攻)卒業後、日本司法支援センター(法テラス)のスタッフ弁護士を経て、現在は弁護士法人 丸の内ソレイユ法律事務所に所属する。夫婦や親子の問題、相続・事業承継などの家事事件が専門。ハラスメント問題やコーチ・カウンセラー業界の法律問題、外国人問題なども数多く取り扱う。趣味は、寝ること、こたつに入ってみかんを食べながら海外ドラマを見ること。

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