自尊心の高め方
「自分の存在」「自分の価値」について考える時間を持てていますか?
企業で働いている時の私は、これらについて考える時間はほとんどなかったんじゃないかと思います。
でも、意識的にこういった時間を持っていなくても、「自分の価値」を否定されたと感じるときは多いと思います。
あなたがそう思っているということは、周りの人たちももしかすると、あなたの言動によってそう感じていることもあるのかもしれません。
そこで今日は、自尊心を高めるには、どんな考え方を持つのかについて書いてみます。
あなた自身で考える時間、メンバーと一緒に考える時間を作ってみるのはいかがでしょうか?
自尊心とは何か
自尊心とは、自分を好きになり、誇らしく感じる気持ちであり、他人評価ではなく自分自身の肯定的な評価から生まれるものです。
自分自身を大切に思う気持ちであり、自己肯定感や自己有用感といった言葉とも繋がります。
これが低い状態が続くとどうなるでしょうか?
自分の価値
人は存在していることだけでも充分に価値があります。
ちょっとしたミスをしたときに「自分は価値がない」と感じることもあるかもしれませんが、そのミスから学ぶことも多いはず。
だからこそ、ミスをした事実を認め、肯定的な視点でそこに向き合うことを心がけてみましょう。
うまくいっていないときには、どうしても誰かと比較してしまうもの。
そんな時も、その誰かの「いい面」だけと比較しているはず。
「いいと感じる面」も「よくないと感じる面」も、あなた自身の個性であり、それだけで価値があるのです。
あなたは、うまくできたときも、うまくできなかった時でも、価値ある存在であることに変わりはありません。
自分の人生
あなたが生きているのは、自分の人生です。
だからこそ、「自分の人生で起こることには自分で責任を取る」と考えてみてください。
「誰かに言われた人生を歩んでいる」と感じた時でも、一つ一つの行動を決断しているのは、あなた自身です。
自分自身の人生の目標を持つことは、自尊心を高めることにも有効です。
長期の目標を持っていると、一つ一つの出来事の良し悪しに動揺することが減ってきます。
なぜなら、仮にうまくいかないことがあったとしても、長期的に見ればそこから何かを学び、着実に前に進んでいることを感じられるからです。
ありのままの自分に向き合うこと
自分の価値を信じる第一歩は、自分自身に向き合うことです。
私がコーチングを提供しているクライアントさんの多くに、最初は「理想的な将来をイメージできません」という人がいらっしゃいます。
そういった人たちの多くは、自分に向き合うことが苦手か、向き合うことを避けている人です。
セッションを重ね、ゆっくりと自分に向き合う時間を増やしていくことで、自然に「ありたい自分」が見えてきます。
つまり、自分を信じる気持ちが出来上がってくるのです。
まとめ
「自分の存在」「自分の価値」について考える時間をもつことが、自分自身を信じる気持ち「自尊心」を高めることにつながります。
まずは、自分に正直に向き合うことから始めてみるのはいかがでしょうか?