「一緒に」という言葉に秘められた力
「一緒に」と言われて嬉しく感じた事ってありませんか?
シンプルな言葉ですが、なかなか侮れない力を秘めているなぁと感じる事がありました。
クライアント役にて
先日、ある方のコーチングセッションの練習に、クライアント役(サポートを受ける側)としてお付き合いさせていただきました。
漠然と、
「今年もコロナ禍で、これといって楽しい事や、夢中になるような出来事が少なかったので、いつの間にか夢を追う姿勢が無くなってきたと感じるんだよな。来年は、もっとワクワクするような事があると良いですが、どんな目標をたてようか思案中です。。。」
という具合にセッションがスタート。
コーチ役の方は、私の発言に共感をしつつ、「一緒に目標を探してみよう」と発言。私は練習セッションという事を忘れ、その一言にとても嬉しく感じていました。
たった、これだけの事です。 親身になって言ってくれた、「一緒に」が、「ズキン」と驚くほどに心に刺さりました。
そういえば新入社員の時も
そのような感激を覚えた時に、新入社員時代のある一場面を思い出しました。
その時の上司から、「お前が休日出勤するなら、俺も一緒に出るよ!」と言われた事が、とても嬉しくて、「あー、この人の為にも、もっと頑張ろう。喜んでもらおう」と感じた記憶がよみがえってきました。
雄弁ではなく、心のこもった言葉が人を動かす、なんて事をよく聞きますが、まさにその通りだと思います。
まとめ
今回ご紹介した2つの事例ですが、言われた私には、「セリフ」や常套句としてではなく、心から自然に出てきた暖かみのある言葉として受け止める事ができました。
あなたも、思いやる気持ちを持って相手に接する事で、良きリーダーとしての資質を高めて下さい。
一緒にと言われて嬉しくなる体験をしたいとき、あるいは、自分の嬉しい体験を誰かに聞いてもらいたいと思うとき、私達メンターにお声かけ下さい。