
平均寿命100歳時代に向けて
昨今のゲノム解析と再生医療の急速な進化で、その研究者たちは30年から40年後に平均寿命100歳の時代が到来すると予測しています。
この先、その時代に遭遇するリーダーのみなさんは、どのような行動変容を必要とするのでしょうか。
働きながら学ぶ時代に
年々進行していく長寿社会の中で、働き方にも大きな変化が起こってきます。
今の中堅リーダーの皆さんは、どうやら70歳くらいまで現役を務めることになりそうです。
さらに健康寿命が進むと、75歳80歳と働き続けることが普通になっていくでしょう。
有名な書籍「LIFE SHIFT2(東洋経済新報社)」の中では、これからの長寿社会の人生を、 「マルチステージ」と表現しています。
一方、これまでの私たちの人生ステージは、概ね以下の3つのステージということです。
- 子供から学生時代の学ぶステージ
- 社会人として働くステージ
- 引退して余生を送るステージ
これまでは多くの人が社会人になった後、学ぶことを辞めたり減らしたりしています。
今までの「社会人として働くステージ」は、概ね一つの専門性で事足りていたのですね。
ですがこの先、就労期間が50年60年と長くなる時代には、仕事もマルチステージとなっていきます。
そこでは一つだけの職種やスキルだけでは、もはや通用しないことが予想されています。
時代の進化と共に働き方を自ら変えていく、マルチに対応できる学びが必要になってきます。
それは「働きながら学び続ける」という生き方です。
自分のリソースを増やしていこう
この学ぶことから得られる知識や修得した資格やスキルは、新しいリソースとなります。
さらに、日々の仕事や生活環境からも様々なリソースを獲得することもできます。
それは多くの経験、成功体験や失敗体験など、 それから懸命に積んで蓄えた成果や実績、 そして何より人脈、多くの大切な触発し合う仲間です。
人とのつながりが新しい一歩への勇気を与えてくれるからです。
さらに積極的に参加をする、また自らも率先して創るコミュニティなどの機会・場です。 そして、そこに使う時間、時間も大切なリソースです。
まさに第二領域といわれる「緊急ではない大切なこと」に使える時間です。
このように貴重なリソースが存在しています。そこからも多くの学びを得られます。
それを自分の礎とし十分に活用し、マルチステージを迎えていきましょう。
まとめ
私たちのコーチングでもリソースの活用を大切にしています。
ご自身が持つリソースに気づくことで、それを新しい飛躍への糧とすることができます。
長寿社会の中でも光輝くリーダーを、私たちBiz Mentorは応援していきます。