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伝える工夫

「12時の5分前」=「12時 、5分戻りたマエ」

我が家の末娘が通っている特別支援学校(知的障害)での、時計の授業の一コマです。

彼女達にとって自分が見ている目の前が「前」なので、12時の5分前という見えない「前」を認識することは難しいようです。

それでも、「○分前」は日常的に表現されるシーンは少なくないので、彼女たちに理解出来るような表現が、冒頭の「戻りたマエ」です。


伝える工夫

ここで彼女達に「前」とは何ぞや? という解説や説明をすることは、基本的に不要であるということを、皆さんも共感してくれるでしょう。

それよりも「5分戻りたマエ」で理解してもらう、なるほど上手い表現だなと感心してしまいます。

さて、それでは「12時5分」は、どのような工夫が考えられるでしょうか?

5分前は、「5分戻りたマエ」でしたが、5分後はどうでしょう。

「12時、5分進むんだゴー」

こちらも始めて聞いたときは、工夫しているな、面白いなあと感じました。


”伝わる” ことが大事

皆さんの発信も、受け手が理解しない事には始まりません。

発信する内容にもよりますが、様々な人とコミュニケーションをとっていく事が増えてきた今の時代では、相手に伝わる工夫は必要ですね。工夫にはアイディアも必要。

伝えること以外でも、視点を変えた様々なアイディア出しが出来ると、プラスの効果が期待できます。

そのようなアイディア出しにも、メンターを活用してみて下さい。


倉地 修
倉地 修
コーチ・交渉学講座講師。大学卒業後、富士ゼロックス株式会社に入社し海外OEMビジネスのSCM担当となる。プリンター会社の設立でSCM領域の立ち上げ(国内外の商物流整備・SAP R3導入など)を担当。設立した会社へ出向し、外部生産委託(EMS)プロジェクトのSCM領域責任者として1年の半分は中国へ出張し、プロジェクトの立ち上げとビジネス確立に貢献。趣味は、旅行、アウトドア、茶道、妄想

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