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いい製品を作るチーム作り

世の中にインパクトを与えるような”いい製品”を作りたい。

30代半ばで私が製品開発のリーダーとなった時にずっと考えていたことでした。

そのために何をすべきか?自分のチームの指揮をあげ、周囲の人たちとどのように連携していくかを考えながらも、日々の業務にてんてこ舞いしながらやっていた時のことです。


チームビルディング

私が製品開発のリーダーになったのは35歳の時。

若くしてプロジェクトを任された時に12人の直属の部下と最初にやったことは、どんな製品を作り上げるかを考えること。

純粋にモノのできあがった形をイメージするだけでなく、その製品が世の中で人の役に立っている状態や、トップメーカーとして市場をどのように引っ張っていくか、お客さまやユーザー、現場の営業さんたちがどんなふうになっていくのか。

そういったイメージを作ったことを思い出します。昼間のアイディア出しは、会議室に(秘密で)甘いものを持ち込んで白板いっぱいにブレーンストーミングしたり、夜は、(私は全く飲めないのですが)たまには普段行かないような居酒屋にみんなで行ったり。


チーム内の対立

雰囲気の良いチームの中にも、うまく行っていないメンバーがいました。

彼らの対立の原因は、結果的にはコミュニケーション不足で、それぞれの話を個別にしっかりと聞くことで、すれ違いの要因がはっきりとしました。


大切なことはビジョンを明確に共有すること

エンジニアにとって、「良い製品を作りたい」「お客様に喜んでもらいたい」という気持ちは誰もが持っているもの。本当は皆、良い仕事をしたいんです。

だからこそ、ビジョンを明確にし、それをコミュニケーションで共有していく。

そうすれば、何かを判断する時にも、全て上長(私)に確認しなくても、メンバーが判断できる。

「目的に沿っているから問題ない」といった具合に。

心配な時だけ、自分の考えを添えて相談に来る。その根底には、川上の考えを皆が理解しているということがあるから。


やっていたことはコーチング

今振り返ると、私がやっていたことはコーチングでした。

部下を信じ、同じ目標を共有し、目的を理解し、メンバーそれぞれと話す機会を意識的に作り、普段の会話の中から感じている不安や、できていることを話し合う。それをまたチームで共有する。

そんなことを日々繰り返し、チームとプロジェクトをマネジメントしたからこそ、最終的には、他社が真似できない”良い製品”が作れたなと思っています。


まとめ

「いい製品を作りたい」そう考えながらプロジェクトをマネジメントしていた時のことを思い出すと、その答えはチーム作りに行き着く。

メンバーがイキイキしていて、自発的に動いてくれるチーム。

その実現のためにやってきたことは、ビジョンを明確に示し、それを具体的にメンバーとコミュニケーションにて共有し、メンバーをコーチングしていくことでした。

当時、コーチングを学ぶ前の私でしたが、振り返るとやってきたことは、今、マネジメントコーチとしてやっていることそのものでした。

私自身が技術を掌握しつつも、実際はメンバーに権限を移譲し皆が同じ方向に向かって進んでいる状態。最高のチームだったと今でも思います。

川上 信
川上 信
財閥系企業で製品開発リーダーや、事業本部での企画課長、本社営業部門の営業マネジャーなどを務める。社内で1on1ミーティングを実施し、部下の課長職の著しい成長を実感。 趣味はアウトドアとガーデニング。

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