
あなたが理想とするチームは、意外なところに転がっている…
先日、継続的にフォローしているDさんとセッションをしていて、とても面白い“気づき”がありました。
現在は個人事業主として活躍しているDさん。行く行くは法人を立ち上げる予定です。
最近では、法人を立ち上げた後、具体的にどんな組織・チームを作りたいか、定期的に考え、言葉にして、掘り下げ…という作業に、一緒に取り組んでいました。
Dさんはもちろん、メンターの私も、“え、こんなところに答えが!?”と驚いたので、皆さんにもシェアしたいと思います。
自分の中の「答え」が、なかなか見つからない…
Dさんは、これまで色んな組織・チームに所属した後、個人事業主として独立しました。
今でも十分に活躍していますが、様々な思いから、法人を立ち上げることを考え始めました。
しかし、いざ、自分で組織・チームを作ろうと考えても、
- これまで所属してきた組織・チームの悪いところに目が行ってしまったり…
- 自分は“一匹狼”タイプなのかもしれない、と思ってみたり…
- 組織・チームとして団結するよりは、個の緩やかな繋がりでいいんじゃないかと思ったり…
など、どちらかというと、組織・チームに対して消極的なイメージから抜け出すことができないでいました。
とはいえ、それでも頭の片隅には、
「「自分が理想とする組織・チームは、一体どういうものなんだろう?」
という思いがあったDさん。
セッションの中でも、テーマとして定期的に取り上げ、一緒に掘り下げる作業を続けていました。
無意識のレベルにあった「答え」
そんなある日、セッションの冒頭から、
「自分はこういう組織・チームが作りたい!っていうのが、ようやく見えたんです!!!」
と、とても興奮した様子で話し始めました。
それは、これまでの“一匹狼”のイメージとは真逆の、
- 同じ思いを共有し、異なる強みを持つ仲間4、5人で…
- 後輩も育てていきながら…
- みんなでワイワイ楽しく議論がし合える…
というように、これまでのDさんからは出てこなかったようなワードが、ポンポンと飛び出しました。
なぜ突然、この「答え」が見つかったのでしょうか? Dさん曰く、とある休日、昼食後にうたた寝をしていたときのこと。
夢の中で、自分は、理想とする組織・チームを作り上げていたのだそうです。
それは、これまで自分が所属した組織・チームの良い所が詰まったものでした。
そして、起床した後、 “あぁ、自分はこんな組織・チームが作りたかったんだ!” と、腑に落ちたのだそうです。
「答え」を見つけることを諦めない
Dさんの無意識レベルにあった「答え」は、夢という形で表れました。
Dさん曰く、自分が理想とするチームを見つけることを、諦めなかったからだと言います。
あなたが理想とするチームも、意外なところに転がっているのかもしれませんね。