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折れない心のつくり方 祈るよりもイメージする

「厳しい状況に追い込まれたとき、突然救いの手が差しのべられる」

自分が心から望んでいたものが、目の前に現れて窮地を脱するという経験が何度もありました。

強く願ったものが手に入る、いわゆる「引き寄せの法則」です。

逆境の中で苦しい時、私はこの「引き寄せの法則」を意識して活用してきました。


苦しい時に救いの手が!

私が経営している店舗の店長が連続して急に退職して、このままではまともに運営ができなくなると追い込まれたときがありました。

人材募集の広告などにお金をかけても、適当な人材が全く採用できずに困り果てていたのです。

いつもいつも、頭の中では店長候補を採用することばかり考えていました。

そんな時、道でばったり大学時代の友人に20数年ぶりに出会って立ち話をしていたら、飲食業界に全く関係のないその友人に、元大手居酒屋チェーン店長で現在求職中の知り合いがいることがわかったのです。

結局、その友人の知り合いを店長として採用でき、人材不足のピンチから脱することができました。

他にも絶対的なピンチの時に偶然、解決策につながるヒントが目の前に現れるような経験がいくつもあります。

自分の強く望んだものが突然手に入る、引き寄せの法則に何度も救われてきました。


引き寄せの法則の本質は「カラーバス効果」

引き寄せの法則というと、何か胡散臭いとか、スピリチュアルの世界のものとかいうイメージがありますが、私はその本質は「カラーバス効果」と思ってます。

カラーバス効果とは、例えば「今日のラッキーは赤だ!」と意識すると、その日一日中やたらに赤いものに気が付く、自分が意識を向けた対象の情報が自然と集まってくるというものです。

色を浴びるという意味で、カラーバス効果というらしいです。

これには心理学的なエビデンスがあるわけでないのですが、私たちの日常では良く感じることではないでしょうか?

新車の購入を検討しはじめた途端に、欲しいと思った車が走っているのが目に付くとか、住宅を新築しようと決めたら急に周辺に建築中の家が増えたように感じるとか、よく経験することと思います。

自分の願うものを強く意識すると、その事柄に関する情報を集めやすくなり結果として手に入る可能性が高くなるということで、引き寄せの法則の一部は説明できると考えています。


祈るよりもイメージすること

自分の望むものをありありと細部にわたって強くイメージする、このイメージが、常に自分のアンテナの受信性を強化していくのです。

漠然と願ったり、祈ったりするよりも、自分が手に入れたいものは何かを明確にして手に入った状態を具体的にイメージすることが効果的です。

私の例で言えば、必要なのはどんな人材で、入社後にどんな風に活躍するのかなどを細部に至りありありとイメージすること。

このように欲しいものを明確にイメージすることで、普段は見逃している、聞き逃している情報を脳が無意識でキャッチするようになるのです。

飲食業界に全く関係のない友人との会話の中から、強く意識していなければ聞き逃してしまう小さなきっかけをつかみ、そこから必要な人材の採用につなげることができたのです。

科学的なエビデンスはありませんが実体験として何度もこのやり方で救われてきました。

祈るよりも具体的にイメージすることが道を拓くのです。


まとめ

 追い込まれたときは自分が求めていることを明確にし具体的に細部にわたりありありとイメージする。

そしてイメージしたら行動をすることです。

人に会ったり、話を聞いたり、新しい取り組みに挑戦したり、もがく様に行動することで問題の解決に至る道筋が見えてきます。

祈るのではなく、イメージして行動する。

これで私はいくつものピンチを乗り越えてきました。

湯澤 剛
湯澤 剛
大学卒業後、1987年キリンビール社に入社。国内ビール営業、ニューヨーク留学、海外事業担当を経て、1999年飲食店チェーン経営者であった実父の急逝に伴い事業を承継。年商20億、負債40億の会社をボロボロになりながら16年かけて再生、負債も全額返済。現在は、飲食店経営と並行して中小企業経営者向けの講演を全国で行い、コーチングを活用した経営者向け個別相談も実施している。趣味・特技:空手初段

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