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未完了を完了させる

最近、この言葉が頭から離れない。

それは、この未完了があると、自分のエネルギーロスに繋がり、自分のやりたいことに集中できないと言う事実を知ったからである。

よって、自分自身いま一番やらなければいけないことは、未完了を見える化させ、それらをできる限り完了させること。

そしてエネルギーロスを最小限に留めること。 これに尽きると感じている。


未完了とは何か

未完了とは、コーチング的に考えると、私たちの頭の片隅にある「気がかり」のことである。

  • やろうと思っているのに、やっていないこと
  • やめようと思っているのに、やめられないこと
  • 先延ばししていること
  • 心に引っかかっていること
  • などなど

本来は、すでに片付けておかなければならなかった未完了(=気がかり)。

自分では意識していなくても、無意識がいつもその未完了を解決しなければならないと、頭の片隅で動いている。


エネルギーロスを引き起こす

未完了をたくさん抱えてしまうと、知らず知らずのうちに、これら未完了に囚われた状態になってしまう。

意識していても無意識でも、それらを解決せねばならないと言う意識が働き、自分のエネルギーの一部がそこに裂かれてしまう。

例えば自分のエネルギーが100あって、100の力を発揮しようとしても、未完了に30%のエネルギーが割かれてしまったとするならば、いくら自分のエネルギーを100入れても、70の力しか発揮できない事になる。

エネルギー効率の悪いエンジンみたいなものかもしれない。

このことからもお分かりの通り、いかに未完了に割くエネルギーを最小限に留めるかが、自分のエネルギーを最大化させる効果的な方法に他ならない。


未完了を完了させる

未完了を完了させることで、マイナスの力が働かなくなるため、次のような効果が期待される

  • エネルギー効率を上げることにより、発揮できるエネルギーが最大化される
  • 自分自身のコントロールがうまくできるようになり、自己基盤が強化される
  • 本当にやりたいことに、集中できるようになる

どこから手をつけるか。実はそれ程難しくない。まずは未完了リストを作ることから、始めてみてはどうだろうか。

リストを作ることで、未完了の見える化がなされ、更にそのリストを、層別して優先順位を決めていく。

重要度、緊急度、難易度、そして、やる/やらない、やるなら誰といつまでになど。 あとは、その順番に基づき、一つ一つ完了させていけばいいだけなのだ。


まとめ

何のために「未完了を完了させる」のか。

それは、「自分自身を安定させ、本当にやりたいことに最大の力が発揮できるようにするため」 私は、そのように捉え、未完了を完了させていこうとしている。

あなたも未完了を見える化させるところから、取り組んでみてはどうだろうか。

鈴木 淳也
鈴木 淳也
日系電機メーカーでハードディスクの電子回路設計エンジニアとしてスタート。その後米系大手コンピューターメーカーCompaq(現HP)で、国際調達、品質管理部門を経て、世の中の常識にチャレンジ、他社が海外に生産を移す中、日本でのPC製造を立ち上げる。その後守備範囲を製造からサプライチェーンに広げ、計画、調達、製造、受注、物流と製品供給のすべてに関わる。HP、Appleを経て、2010年に外資系医療機器メーカ(Becton Dickinson)に転職し現在に至る。  2019年9月、銀座コーチングスクールにてコーチ認定を、2020年12月キャリアコンサルタントの資格を得る。2020年8月、ホライズンを立ち上げ、兼業コーチとして、実務と現場に寄り添ったコーチとして稼働中。趣味:アマチュア無線、神社巡り

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