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“表情”は誰のためにある?

新型コロナウィルスの感染者数は、ゴールデンウィーク明け以降減少傾向にあり、私たちの生活も平静を取り戻しつつあります。

しかしながら、コロナ禍の2年半において、私たちの生活や仕事のスタイルも随分と様変わりしました。

今日は、仕事のスタイルの変化に関連して、オンラインツール(Zoom)を活用した仕事において私が感じ、実践したことをお話したいと思います。


オンラインツール(Zoom)に気づかされたこと

私は講師およびコーチの仕事をしていますので、コロナ禍においては、かなりZoomの恩恵にあずかることができました。

コロナ禍以前は、(事務作業を除く)仕事の70~80%は対面で行っていたのですが、それがほぼ100%をZoomで行うことになったのですから。 また、経費的にもかなり抑えることができました。

そんなZoomを活用する中で気づいたことがあります。 それは、Zoomにおいては、画面上に自分自身の姿が映るということです。

このことは、私の講師やコーチのあり方を見直す良い機会となりました。


私が感じ、実践したこと

仕事でZoomを活用するということは、常に鏡を見ながら仕事をするということと同じです。

おかげさまで、私自身、かなり自分の表情を意識するようになりました。

具体的には、私は、人の話を聴いている時(≒黙っている時)、決して怒っているわけではないのですが、つい表情が乏しくなってしまい、特に口角が下がってしまう傾向があったため、それを意識的に上げるように努めました。

また、笑顔も意識的につくるようにもしました。

おかげさまで、最近は特に意識せずとも自然に笑顔でいることができるようになりました。

以前と比べ、クライアントはより生き生きと会話を、講座では受講者が活発に発言してくれる機会が増えたような気がしています。


“表情”は誰のためにあるのか?

ここで、私自身の経験から伝えたいことは、「表情は誰のためにあるのか?」ということです。

今の私なら、間違いなく、「表情は相手のためにある」と言うことができます。

当たり前の話ですが、顔や表情は自分のものです。

ですが、「誰のためにあるのか?」という視点で考えてみると、特に仕事においては「相手のため」と考えた方が健全ではないかと思うのです。


まとめ

「業績が低迷している」

「職場の雰囲気が悪い」

「部下からの相談や報告が少ない」

・・・と悩んでいるリーダーのあなた。

ひょっとしたら、今があなたの表情を見直すチャンスなのかもしれません。

大石 典史
大石 典史
東証一部上場企業2社を含む4社で法人営業、コンサルタント職、人事総務等を経験。現在は、銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校代表、研修講師、パーソナルコーチを務める。国際コーチング連盟(ICF) 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)。

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