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現役アスリートの監督はコーチングをどのように活用するのか?

先月、私が運営する銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校のイベントで、現役アスリートの監督をお招きし、『アスリート式 目標達成術』と題した対談セミナーを行いました。

今回のブログでは、その時の内容を参考に、スポーツだけでなくビジネスにも生かせるコーチング活用法をご紹介したいと思います。


早稲田大学競走部駅伝監督・花田勝彦氏をお招きして

今回登壇いただいた花田監督は、早稲田大学時代、箱根駅伝4年連続で出場し、3年時には区間新で総合優勝に貢献、その後はヱスビー食品陸上部に所属、1996年アトランタ五輪、2000年シドニー五輪と2大会連続で出場した経歴を持つ元アスリートです。

現役引退後は、指導者として、上武大学駅伝部監督→GMOインターネットグループアスリーツ監督を務め、特にGMOでは、ドーハ世界陸上マラソン日本代表や福岡国際マラソン優勝者を輩出しました。

そして、今年6月からは、母校である早稲田大学競走部駅伝監督として指揮を執られています。

今回の対談セミナーは、ご本人が一昨年銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校を受講してくれたご縁と、早稲田大学の監督就任が決まったこと(講演活動等の制約が緩和されたこと)から実現したものでした。


アスリートへのコーチング活用法(指導方法)3つのポイント

対談セミナーでは、アスリートへのコーチング活用法(指導方法)について、3つのポイントに絞ってお話いただきました。

ここではその一部をご紹介させていただきます。


(1) 学生選手と実業団選手の土台を知る

同じアスリートでも、選手の土台(年齢・経験等)によって、指導方法も変わってきます。

特に、花田監督は、大学と実業団の2つの組織の監督を経験したことで、土台の違いからくる選手の特性に気づいたようです。

すなわち、学生選手は、目標が明確でなかったり、目標達成するスキルが乏しかったりすることが多いのに対し、実業団選手は、選手として成熟しているゆえ、目標が明確であるものの、時に過去の成功体験を引き摺ってしまうこともある、ということでした。


(2) 「ティーチング」と「コーチング」を使い分ける

上記(1)に関連しますが、土台が異なるからこそ、「ティーチング」と「コーチング」を使い分ける必要が出てきます。

つまり、学生選手には、スタートはティーチングをベースに対話を重ねながら、徐々にコーチングの割合を増やしていくことが有効で、反対に実業団選手には、(ある程度の知識・スキルを有しているため)コーチングをベースに対話を重ねながら、状況に応じてティーチングを行うことが有効である、ということです。


(3) 目標達成のために必要な事柄を共有する

コーチングを仕事にしている私が一番印象に残ったことは、実はこの(3)でした。

コーチは、クライアントの目標達成のために、クライアントレベルで、また、セッションレベルで、都度方向性を「共有」することが大切なのですが、アスリートも同様であるということが単純に嬉しかったからかもしれません。

具体的には、結果が伴っている選手ほど、監督・コーチと練習予定や結果を共有しており、更には、他の選手の事例(練習方法やレース結果等)をも共有している、とのことでした。


まとめ

今回は、「アスリートへのコーチング活用法(指導方法)」ということで、3つのポイントに絞ってご紹介しましたが、これらは、何もアスリートに対してだけでなく、ビジネスパーソンに対しても同様のことが言えそうです。

すなわち、「学生選手」を「若手社員」に、「実業団選手」を「中堅・ベテラン社員」に言葉を置き換えたら、リーダーであるあなたが取るべき行動も明確になって来るのではないでしょうか。

大石 典史
大石 典史
東証一部上場企業2社を含む4社で法人営業、コンサルタント職、人事総務等を経験。現在は、銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校代表、研修講師、パーソナルコーチを務める。国際コーチング連盟(ICF) 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)。

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