逆境を乗り越えるための6つのステップ
人は誰しも1度や2度は逆境に立たされることがあるかと思います。
仕事の中で、プライベートの中で。
しかしながらその乗り越え方を持っている方は少ないのではないでしょうか。
私は6年前、プライベート生活の中で大変な逆境に立たされ、それを乗り越えた経験があります。
その時に確立した逆境を乗り越える方法は、その後仕事にも活かせるようになりました。
今回はそのことについて記載します。
辛かった事故の後遺症
2016年7月、私は大きな事故にあいます。
当時、仕事もプライベートも忙しく、疲労が蓄積していたことが要因だったと思います。
その結果「脳震盪」「全身鞭打ち」「耳鳴り」の三重苦にみまわれました。
救いだったのは脳神経外科の先生から「脳に異常はない」「脳震盪は時間が解決する」「仕事はやっても大丈夫」と仰って頂いたこと。
この診断を受け、私は会社を1日も休まず仕事を継続しました。
とはいえ症状はかなり重く、朝起きる時天井が回って見えたり、歩くとき一歩踏む出すのに10秒以上かかったり、集中力が著しく低下してしまったり。後遺症はとても辛いものでした。
マラソンやバンド活動といった趣味も全てできなくなり、単身赴任だった僕は、食べることにしか幸せを見いだせなくなっていました。
希望の光を見出す
そのような状況の中、私は全身鞭打ちの治療先として整骨院を選択します。
自宅から近かったこと、大きなスポーツ施設の中に入っていて安心感をもてたこと、この二点が決め手でした。
当時私は「この状況が一生続いたらどうしよう」と大きな不安を抱えていましたが、整骨院の先生の一言で救われます。
「また走れるようになりますよ」と仰って下さいました。
この言葉に希望を見出した私は前向きな気持ちで治療に取り組めるようになります。
その先生は当時の私にとって「メンター」だったのだと思います。今も感謝の気持ちで一杯です。
治療完了後の目標設定と目標達成
この頃には眩暈が感知していたこともあり、先生の励ましの言葉を受け、私は前向きな気持ちで治療に取組めるようになっていました。
そして私は完治後の目標を設定し治療に向き合うことを決めます。
その目標とは2017年11月に行われる福岡マラソンを完走すること。
目標達成の為、整骨院には週3回通い、スポーツクラブでの軽い運動を継続実施、プールの歩行レーンでのウォーキングも継続実施、と先生から頂いたアドバイスを実直に実行しました。
3か月、半年と治療を続けるなかで、日に日に症状は和らいでいきました。
そして2017年3月、ついに軽いジョギング実施の許可を頂けることになります。
飛び上がってしまうくらい嬉しいことでした。
2017年6月には全身鞭打ちの治療を終え本格的に走る許可を頂きます。この時も本当に嬉しかったです。
ランニングシューズを新調し、当時所属していたランニングクラブに復帰、練習を重ねました。
残念なことはただ1つ、この時耳鳴りはまだ完治していませんでした(現在も少し残っています)。
そして2017年11月19日僕は福岡マラソンのスタート地点に立ちます。
そして制限時間7時間という優しい設定の中6時間48分でゴール。
ぎりぎりで完走証を受け取ることができました。
この時は今までの人生で一番感動した瞬間だったのではないかと思っています。
逆境の乗り換え方を総括
その後私はこの時の経験を仕事にも生かせないかと思うようになりました。
活かせると確信するようにもなりました。そして考えたのが以下の手法です。
①励ましてくれるメンターを探し継続した支援を受ける
②逆境を克服した時の目標を決める
③目標を達成して喜んでいる自分を想像する
④目標を達成する為の実行スケジュールを立案する
⑤実行スケジュールを実行する
⑥目標達成へ果敢に挑む
という6つのステップです。
万が一目標が達成できなかったとしてもチャレンジできたこと自体自信になりますし、再チャレンジに向けて動き出せるのではないかと思います。
私は今も仕事の中でこの手法を活用しています。
興味を持たれている読者の皆さんにもぜひお薦めしたい手法です。
まとめ
最後にもう一度「逆境を乗り越えるための6つのステップ」を記載します。
① 励ましてくれるメンターを探し継続した支援を受ける
② 逆境を克服した時の目標を決める
③ 目標を達成して喜んでいる自分を想像する
④ 目標達成のための実行スケジュールを立案する
⑤ 実行スケジュールを実行する
⑥ 目標達成に果敢に挑む
です。以上で今回の私が担当したブログを終わります。
参考にして頂ける方がいらっしゃればとても幸せです。
どうぞ宜しくお願いします。