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変化し続けるリーダーの適応力

今のリーダーは日々複雑な状況に直面しています。

徐々にリモートから現場での仕事に戻ってきていますが、新たなモデルや課題への対応も必要になっているのではないでしょうか。

このような状況で必要とされるのは適応力。

変化は常に求められるので、リーダーが変化に適応すること、成長し続けることはキャリアを築く上で最も重要です。


変化へのリーダーとしての視点

では、リーダーであるあなたは、組織の他のメンバーが変化を受け入れるモデルになれるでしょうか?

チームメンバーはリーダーからどう対処すべきかを学びます。

変化についてのリーダーとしての視点、つまりどのように変化を受け入れ、チームに取り入れてリードするかが大切になってきます。

①ビジョンを持ちインスピレーションを与える

ビジョンとそのメリットを伝えます。

情熱を持ち現状に立ち向かい、モデルとなって変化する未来にメンバーを巻き込みます。

②ポジティブかつ真摯である

ポジティブで変化を乗り越える障壁に対して活力を与え、配慮ある優しさを持ち、問題を予測し真摯に対処します。


自身の適応力を理解する

とはいえたとえリーダーであっても、変化に直面した時は不安を感じることもありますし、どう進めていいのか、またチームメンバーの抵抗など、様々な困難を想像しネガティブな感情を抱いてしまうこともありますよね。

それでも組織の変化を乗り切るためには、リーダーである自分自身が変革のプロセスをリードしなければなりません。

変化の大きさに関わらず、絶え間ない変化に対応し続けるリーダーは、自身が適応し、他の人が適応するために行動するしかありません。

したがって自身の変化への適応を理解しておくことも大切です。


・変化をチャンスとしてとらえられるか(変化をポジティブに捉えられるか)

・必要に応じて計画を変更できるか

・新しいルール、新しいシステム、技術を習得できるか

・自身がモデルとなって変化を導入できるか

・自身の強みと弱みを理解しているか

・メンバーの懸念を配慮できるか

これらを鑑みると適応力とは柔軟さと言えるかと思います。

柔軟に関われているかを意識しつつ、自身のネガティブな感情をコントロールし、変化が自分に与える影響はどのようなものか、そして他者に自身の行動がどのように影響するのかを理解し行動していきましょう。


変化へ適応する方法

リーダーとしては変化に対応するだけではなく、変化への舵取りが必要です。

柔軟性を持ち問題解決方法を模索し、新しいスキルやシステムを受け入れ、混乱を脅威ではなくチャレンジにしていきます。

どのように留意して対応するのがいいでしょうか。

◆好奇心を持つ・・・好奇心旺盛に質問をしたり思考したりしている姿は電波します。ポジティブなチームへの影響を意識しましょう。

◆プランに固執しない・・・自身の考えや一つのプランに固執しないこと。柔軟に対応します。

◆サポート体制作る・・・リーダーであるあなたが頑張るのではなく、変化をサポートしてくれる体制を考えましょう。チームメンバーや他部門のサポートも考慮します。友人やコーチ、家族も視野に入れます。


まとめ

このように変化に適応するには柔軟に、むしろ曖昧さへの耐性も持ちつつポジティブに変化を楽しむことも大切だと思います。

そして変化に適応する方法は一人で頑張らずに、信頼できる仲間や、メンター・コーチのように、あなたのサポーターとなってくれる人を探してみるのもいいのではないでしょうか。

田部井 茉里
田部井 茉里
1994年パタゴニア日本支社札幌ストアマネージャーとして札幌商圏にて2店舗の立ち上げに成功、2013年GCSにてコーチングを学び、問題解決、人財育成で成果を上げ、2018年マネージャーを退いた後も、エキスパート社員として地域において環境・社会問題にも取り組むとともに、社内外でコーチング・メンタリング個人セッションはもちろん、組織改革の分野においても活動を広げ、資質を活かした人財育成によるライフスタイルの実現を通してクライアントの成長をサポートしている。外資系企業における勤務が一番長く27年になるが、学生時代からカフェ経営に携わり、その後山と渓谷社skier編集部、経理部、Club Med サホロリゾートskiGO、同リゾートモルディブにてブティック勤務、山と渓谷社広告宣伝部を経て札幌移住と、多彩な仕事経験は現在の自身の財産であり、多様な方々にコーチング・メンタリング提供中。

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