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1on1を「雑談」にしないための3つのポイント

職場で「1on1ミーティング」(以下「1on1」)を行なっている人から、よく聞こえてくる声の一つに、「1on1が雑談のようになってしまうことが多い」ということがあります。

今回のブログでは、その原因と対策について考えていきたいと思います。


なぜ「雑談」になってしまうのか?

まず最初に、1on1がなぜ「雑談」になってしまうのか考えてみたいと思います。

一つには、「必要なことは他の時間で話しているので、特に話すことがない。」ということがあるかもしれません。

また、「冒頭のアイスブレイクで最近の出来事を話しているうちに話が広がってしまい、戻ってこれなくなってしまった。」という声も少なくないようです。

さらには、「深い話をすると意見がぶつかり合うことが多いので、無難に雑談しているほうがマシ。」なんて声も。これはちょっと残念な感じがしますね…^^;

1on1を導入してすぐに大きな成果が出るわけではありませんが、段階を踏んで粘り強く取り組むことで、成果を感じるようになると思います。

しかし、今回のブログでは、即効性のある3つの方法をご紹介したいと思います。


1on1を雑談にしないための3つのポイント

私が考える、1on1を雑談にしないための3つのポイントは、次のとおりです。

1)話したいこと(テーマ)を事前に決めてもらう

何ごともそうですが、目的が明確でなければ、生産的な活動にはなりにくいものです。

そもそも、会社は1on1を何のために行なっているかという大きな話だけではなく、各回の1on1の目的も明確にするべきです。

具体的には、何について話すのか(テーマ)?、今回の1on1で何を得たいのか?、部下は上司に何を望むのか? この3点を決めてから1on1を行うだけでも、大きな変化を感じることができるでしょう。

これらの内容は、1on1が始まってから考えてもらうのではなく、部下に事前に考えてきてもらい、可能であれば、何かに書き出しておいてもらうとさらに効果的でしょう。

2)1on1の冒頭で「グランドルール」を読み上げる

2つ目は、1on1の冒頭であらかじめ作成しておいた「グランドルール」を読み上げるようにすることです。

グランドルールの内容は、「秘密厳守」「時間厳守」「協働関係」など、1on1の基本ルールのほか、「上司の心構え」「部下の心構え」などをそれぞれが読み上げるようにします。

1on1トレーニングの研修を受けた方から、「慣れてきたらグランドルールの読み上げはやめても良いか?」との質問を受けることがありますが、これは、慣れてきたときこそ、このグランドルールをしっかりと読み上げるようにするべきだと私は思います。

実際に、トレーニングを受け終えた方から、「グランドルールは、雑談回避に大いに役立っている」という声は、少なくありません。

3)1on1の最後に振り返りを行い、次回につなげる

最後のポイントは、1on1の最後には、その回の1on1を振り返り、部下に気づいたこと・得られたこと・感想などを話してもらうことです。

そうすることで、部下の成長を促したり、今後の1on1の改善に役立てることができます。

また、次回の1on1の日程をその回の1on1の中で決め、次回までにどのようなことに取り組んでみたいかを尋ねてみるようにしてみましょう。


まとめ

今回は、1on1を「雑談」にしないための3つのポイントをご紹介しました。

  1. 話したいこと(テーマ)を事前に決めてもらう
  2. 1on1の冒頭で「グランドルール」を読み上げる
  3. 1on1の最後に振り返りを行い、次回につなげる

ぜひ、次回の1on1から実践してみたください。

林 英利
林 英利
大和ハウス工業(株)、トヨタ自動車(株)などを経て、プロフェッショナル・コーチ、研修講師として独立。その後、銀座コーチングスクール代表を務め、2019年に(一社) 日本リレーショナルリーダーシップ協会(JRLA)を設立し代表理事に就任。2020年秋より「Biz Mentor」事業をスタート。元 国際コーチング連盟(ICF)日本支部 顧問・ICF 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)趣味は、楽器演奏(ギター・ドラム)、4歳の孫と遊ぶこと。 ◎著書:一瞬で自分を変えるセルフコーチング(三笠書房)

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