1on1ミーティングに臨む心構えについて
最近、上司と部下の1on1ミーティングを行う企業が増えているようです。
よく言われるようになった1on1ミーティングの手法に
「部下が話したいことを話す」
「上司は質問と会話で部下の気づきを引出す」
「上司は部下の話を聴きコーチングやメンタリングを行う」という進め方があります。
読者の皆さんもこのような1on1ミーティングを行う機会があるのではないでしょうか。
皆さん1on1ミーティングを行うときに気を付けていることをお持ちだと思います。
そして私もコーチングセッションなど1on1ミーティングを行う機会がありまして、心構えとして持っていることがあります。本日はそのことについて記載致します。
穏やかな気持ちで接する
私が1on1ミーティングに臨むにあたって心掛けていることに「穏やかな気持ちで接する」ということがあります。
穏やかな気持ちで接することで、相手の方に安心感をもって頂けますし、本音で話せそうと思って頂けるからです。
私が相手の方に「穏やかな気持ちで接することができる」ように行っていることは、銀座コーチングスクールで学んだ「自己基盤を強化する」ということです。
「自分を高めていく」という意識をもち「常に学ぶ姿勢を持つ」ことを意識して毎日を過ごしています。
その結果、現代に求められるリーダーシップやチームビルディングに関する書籍を読み理解することで自己基盤の強化が進み、結果、相手の方と穏やかな気持ちで接することができるようになりました。
このことは1on1ミーティングを行う上でとても役に立っています。
一方自己基盤の強化に終わりはないと思っていまして、これからも継続して参ります。
相手の話を最後まで聴く
次に心掛けていることは「相手の話を最後まで聴く」ということです。
このことは簡単なことのように思えますが、結構難しいことでもあります。
穏やかな気持ちで相手の方の話を最後まで聴けるようになる為には、やはり自己基盤を強化し胆力を養うことが必要だと思います。
なぜ最後までお話を聴くことを心がけているのかと申しますと、そうしないと、その方が言おうとしていることが見えてこないからです。
言おうとしていることが見えてない状況で私が話をしてしまうと、話がかみ合わなくなる可能性がでてきます。
そうなってしまうと信頼関係が揺らぎかねません。
ですので信頼関係を維持する上でも相手の方のお話を最後まで聴くようにしています。
相手の方に確認してから発言をする
続いて心掛けていることは「相手の方に確認してから発言をする」ということです。
こうすることで「相手の方の話したいことは話し終えたのか」「私の話を聴いて頂ける状況にあるのか」を確認した上で発言できるからです。
こういった気遣いをすることで信頼関係が増し相手の方がどんどん話をしてくれるようになります。
本音で話をして頂くことに繋がっていきますので心掛けています。
自分の体験談を含めフィードバックする
もう一つ心構えとしてもっていることは、相手の方の話を聴いて私が何か伝える時、極力「自分の体験談を含めフィードバックする」ということです。
自分の体験と重ね合わせてお伝えすることで説得力が増しますし、受入れて頂く強度が強くなります。
私はできるだけ自分の体験談をお伝えできるよう自分の人生でポイントとなった出来事を振り返るようにしています。
これは私が尊敬する方から教えて頂いた手法です。
そうすることで忘れかけていた体験が蘇ってきて、その蓄積が色々な場面で私自身の体験談を交えたフィードバックを可能にしてくれます。
このことは1on1ミーティングを行う上でとても役立っています。
これからも自分の歴史を振り返ることを続けていきます。
まとめ
最後になりますが、私が1on1ミーティングに臨むときに心構えとしてもっていることを纏めさせて頂きます。
①穏やかな気持ちでお相手の方に接する
②相手の方のお話を最後まで聴く
③相手の方に確認をとってから発言をする
④自分の体験談を含めフィードバックする
ということです。
如何でしたでしょうか。参考にして頂けますと幸いです。
以上を持ちまして今回のブログを終わらせて頂きます。次回もどうぞ宜しくお願いします。