「志」を持つことの大切さ
私は前職の会社員時代、人材育成としての研修講師の仕事をしていました。
その時に芽生えたのが「志」をもって仕事をしていこうという気持です。
その時にもった「志」は「受講される皆様が明日から活用できる講義を提供する」こと。
この「志」をもったこときっかけに、私は自分のスキルを上げるため、毎年1つずつ資格を取得するようになり、読書量が大幅に増えることになります。
その理由は自分のスキルを上げて行かないと、受講される皆様のお役に立つ講義をお届けできないから。
結果、私が提供させて頂く講義は好評を頂き、私の自己基盤も強化されていきました。
そして独立した今、このことがとても役立っています。
本日は「志」をもつことの大切さについて記載して参ります。
「志」を持つことの意味
私は「志」を持つことで「目標達成に向かい努力しようという気持」「自己基盤(確固たる自分作り)」が強化されると考えています。
前職で人材育成の仕事を仰せつかるまでは、自己啓発にさほど時間をかけていませんでした。
しかし、人材育成の仕事を仰せつかり「受講される皆様が明日から活用できる講義を提供する」という「志」をもったことをきっかけに、50歳~55歳の6年間で5つの資格を取得することになります。
自分にとって50歳代が最も勉強した年代となりました。
「志」を持ったことで自分の中に大きな変化が起こったのです。
このように確固たる「志」を持つことは自分の成長に大きく貢献することが解かりました。
目標達成に向かい努力したこと
前項で「志」をもつことで「目標に向かい努力しようという気持」が強化されると述べました。
このことについて具体的に記載していきます。
前職の人材育成担当時代、受講対象となる管理職の皆さんに「どのような講義が受けたいですか?」と尋ねたところ「年代の違う部下との良好なコミュニケーションの築き方」「部下を成長させてあげられる指導方法」というご意見を多数頂きました。
そこで私は、受講対象の皆さんのご要望にお応えするべく「コーチングコーチ」の資格を取得し、習得したスキルと私の実体験をベースに3つの講座を作り、提供させて頂くことになります。
この講座は大好評を博し、私のモチベーションはどんどん高くなっていきました。
自己基盤が強化されたこと
そして「志」を持つことでもう1つ「自己基盤(確固たる自分)が強化される」ということも述べました。このことについても記載していきます。
前項でご紹介した「コーチングコーチ」の資格以外に「東京商工会議所認定ビジネスマネジャー」「商業簿記3級」「営業士上級」などの資格も取得しました。
コーチングコーチの資格取得時と同様、研修受講対象の皆さんのヒアリング結果から、私が習得すべきスキルと判断したためです。
ゆっくり取得という訳にもいきませんので、それぞれの資格取得の納期を区切り、その達成を自分に課して。
結果全て計画通りに実行できました。
なぜできたのか自問自答したところ「受講される皆さんが明日から実行できる講義を提供する」という「志」を肝に銘じていたからだと思います。
これらの資格取得で得たスキルと、私の実体験を交えて作成した講座は、好評を博すことができました。
お客様のお役に立てたことが何より嬉しかったです。
そして私は自信をもって各種研修をお届けできるようになっていきます。
確固たる自分を確立することができました。自己基盤の強化に繋がっていったのです。
このとき「志」を持つことの大切さを痛感しました。
「志」の意味
今回のブログを記載するに当り、改めて「志」の意味を調べてみました。
「心に決めた目的や目標」という意味の他「相手のためを思う気持ち」「相手を慕う気持ち」という意味があることを知りました。
「志」という言葉の持つ意味は、自分に対すること・相手に対すること、2面性があることが解り、言葉の深さを感じています。
そして今「私が独立した背景」「コミュニティを作っている仲間との関係性」にも「志」が大きく影響していることを実感しています(「私が独立した背景」「コミュニティを作っている仲間との関係性」と「志」については、今後ブログで記載したく思っています)。
私はこれからも「志」を大切に生きていこうと思っています。
まとめ
今回のブログでは「志」を持つことの大切さについて記載しました。
重点をおきましたのは
- 「志」を持つことで目標達成に向かい努力できること、達成できること
- 「志」を持つことで自己基盤(確固たる自分)が強化されること
- 「志」の言葉の意味には、自分に対すること・相手に対すること、の2面性があること
- 「志」をもって私はこれからも生きていく決意をしていること
などです。ご一読頂けたら幸いです。
そして、読者の皆様に少しでも参考として頂けるようでしたら、とても嬉しく思います。
どうぞ宜しくお願いします。