いつかは絶対に来ない
2023年も始まり、気が付けば、あっという間に1カ月が終わろうとしています。
皆さんは、今年の初めにはきっと、あれもやろう、これもやってみたい、 いやいや今年こそは、あの資格試験にチャレンジしてスキルアップするぞ!などと 大いに意気込んだのではないでしょうか?
そこで、質問です。新年に決めた目標やチャレンジしようと思った事への進み具合は、どんな状況でしょうか?
いやいや、言われなくても順調に進んでいるよ!と言う人は、この先は読まなくてよいかもしれません。
しかし、「ギクッ」とか、「いやあ、やろうと思ったんだけど、突発的な事が多くて、、、」とか「計画は立てたんだけどね~」などと「言い訳」が心に浮かんだ方に向けて、少しでもお役に立てそうな事を書いてみたいと思います。
目標設定の技術
世の中には、目標を立てて、それをどの様に実現していくかの方法論が書かれた書籍は枚挙にいとまがありませんね。
かくいう私自身も、同様の書籍を読み漁り、そこに紹介されている方法を幾つも試した経験がありますが、成功率からすると、とても自慢できるような結果にはなっていません。
一つの例ですが、有名なマイケル・ボルダック著の「達成の科学」という本があります。
そこには、「確実にゴールへ導くステップ・バイ・ステップの招待状」と書かれていて、実際にビジョンボードまで作成して壁に貼ったりもしました。
しかし結果は、ハッキリ言って中途半端でした。大きな原因は、たった一つです。
それは「行動」できなかった、いや、行動しなかったからなのです。
明日やろうは、馬鹿野郎
この言葉は、ご存知でしょうか?
現代ではどこかの団体から、不適切な表現と揶揄されそうな言葉遣いですが、なぜか心に響きませんか?
この言葉の意味ですが、「今すぐに着手できる、または着手するべき事柄を、先送りしようとする考え方を戒める意味で用いられる言い方」(出典:weblio実用日本語表現辞典)とあります。
他にも昔のドラマの中で使われた言葉だとか諸説はあるようですが。
私がこの表現に出会ったのは、会社員時代にある医療系の資格にチャレンジしている時でした。
テキストが7冊もあって、もともと医療系の知識があったため、少々高を括っていたこともあり、1度目の試験では見事に不合格を頂きました。
そこで2度目は、テキストの読み込みだけでなく、有料の解説セミナーに参加したのですが、そこで、講師が試験対策のポイントを丁寧に説明してくれたのです。
その解説には、「ここは覚えておくこと」とか、「この箇所は、重要なので深堀しておくように」とか、大変役立つ情報を提供いただいたのです。
その講師が、最後にプリントを1枚配布しました。
そこには、毎日の空白のカレンダーが印刷されていて、そのタイトルに「明日やろうは、馬鹿野郎」とあったのです。
いつかは絶対に来ない
私にとってこの言葉は、目から鱗が落ちるほどの衝撃でした。
確かにヒトはどんな事でも、面倒に感じたり、つい先送りにしたりする生物だとは思います。
しかしながら、結局はすべて自分自身に跳ね返ってくるのではないでしょうか?
働き方改革が叫ばれる時代では、余分な残業は避けたいところではあるのですが、しかしよく考えてみてください。
会社での残業の内容は、本当にやらなければいけない事でしょうか?
もしかすると、やらなくても良い事に時間を費やしていたりしないのでしょうか?
つまり本当に「やりたいこと」「やらないければいけない事」を識別する事が大切なのではないのでしょうか?
そして確実に「行動」に移すという事です。
この事が理解できていないと、「いつかは、こうなっているはず」とか、「いつか、自分にも幸運が訪れる」などは、幻想だと思えてしまいますし、「いつかは絶対に来ない」と言えるでしょう。
まとめ
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
最後まで読んだけど、大した内容は書かれていなかった感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、時間はどんどん過ぎていきます。2023年も既に1カ月が過ぎようとしています。
今一度、自分自身の、本当に「やりたい事」に目を向けてみましょう!!
迷った時には、メンター達と話してみてはいかがでしょうか?