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モチベーションが下がった時の対処方法

「モチベーションを維持して仕事をし続けること」はとても難しいことと思います。

このことは何度も感じてきました。

そしてモチベーションが下がるたびに対処方法も考えてきました。

「仕事で失敗してしまったとき」「上司と相性が合わないとき」「なかなか業績が上がらないとき」など。

今回は私がどのように対処してきたのか記していきたいと思います。


仕事の失敗でモチベーションが下がったときの対処法

仕事をしている中で、一生懸命取り組んでいても失敗してしまうことがあります。

人間は万能ではないので全ての仕事を完ぺきにこなすことはできません。

また、たとえ失敗してしまっても、それですべてを失くすことも殆どありません。

何故でしょうか。それは、多くの方が「人間は失敗してしまうことがあるもの」とわかっているからだと思います。

わかっているからこそ「失敗したあとどのように対処して貰えるのか」を重視されます。

この時の対応・行動が真の評価基準になってくるのです。

私も今まで何回も失敗をしてきましたが、ご迷惑をおかけした方に正直に素早く報告、対処プランを報告・ご了承頂き、素早く実行に移すことで信頼関係を維持してきました。

最後に「よく対応してくれたね。ありがとう」と言って頂いたこともあります。

このようなお言葉を頂くことで下がっていたモチベーションを立て直すことができました。

ですので「仕事の失敗でモチベーションが下がったとき」は「ご迷惑をおかけした方には正直に素早く報告、対処プランを報告・ご了承頂き、素早く実行に移すこと」がモチベーションを立て直す方法と言えると考えます。


上司と相性が合わなくモチベーションが下がったときの対処方法

私は色々な要因でモチベーションが下がり、再び上げれるよう取り組んできましたが、この「上司と相性が合わない」ケースの対処方法はとても難しかったです。

なぜかと言いますと、仕事で上司は「評価して頂く方」であり「指示を頂く方」であるからです。

このような状況に陥ったとき、私は2つの方法で再びモチベーションを上げれるよう取り組みました。

1つは「お客様から評価頂ける仕事をすること」です。

お客様から多くの仕事を頂くためには「お客様の業績拡大に貢献すること」「お客様の課題解決に貢献すること」が重要です。このことに集中して取組みました。

お客様に喜んで頂けると、上司に「現在の担当にはお世話になってるよ」など言って頂けたりします。

そのようなお客様の声を聴いた上司の接し方に変化が見られたことは幾つもありました。

もう1つは「上司との会話に共通の目標に対する取組の話題をいれること」です。

仕事での上司部下の関係ですので共通の目標は必ずあります。

目標達成に向かって取組むことにおいては会話も弾みます。

会話が弾むことで苦手意識も薄れていきます。笑顔で会話を終えることもありました。

このような会話を繰り返すことで少しづつ距離を縮めることができると考えます。


なかなか業績が上がらなくモチベーションが下がったときの対処方法

仕事をしている中で「なかなか業績が上がらないとき」もモチベーションは下がってしまいます。

評価の対象となることがうまくいっていないということですから。

このようなとき私は「うまくいっていない根本要因を探す」ことから始めました。

QC手法など活用できると根本要因の発見に役立てることができます。

なぜ「根本要因を探すのか」と言いますと、業績向上への道筋が見えるからです。

「こうしたら業績を上げることができる」と思えた瞬間、もの凄く気持ちが楽になります。

このことがモチベーションを上げることに繋がります。

対処方法は、根本要因の解決に必要な知識・スキルを持ち合わせている方のお力をお借りすることをお勧めします。

そのために持っているリソースをフルに活用しましょう。

業績向上へ向けての活動ができるようになり、再びモチベーションは上がっていきます。


モチベーションが下がる要因解決に共通して有効な方法

今まで3つのケースに分けてモチベーションが下がったときの対処方法を記してきましたが、共通して有効な方法が1つあります。

それは「相談できる人をもっておくこと」です。

人に話を聴いてもらえることで気持ちが楽になりますし、再びモチベーションを上げるに有効な方法を一緒に考えて頂けるからです。

心強く感じると同時に少しずつモチベーションが上がっていきます。

根本要因を改善することができた時は、大きな感謝の気持ちが芽生え、その感謝の気持ちがモチベーションを上げることに繋がっていきます。

家族・友人・上司・先輩など、どなたでも結構と思いますが、相談できる人をつくっておくことをお勧めします。


まとめ

以上、今回は「モチベーションが下がった時の対処方法」について記してきました。

まとめますと、

  1. 仕事の失敗によりモチベーションが下がったときは、ご迷惑をおかけした方に正直に素早く報告、対処プランを報告・了承頂き、素早く実行に移すこと
  2. 上司と相性が合わずモチベーションが下がったときは「お客様に評価頂ける仕事をすること」「上司と共通の目標に対する取り組みの会話を重ねる」こと
  3. なかなか業績が上がらずモチベーションが下がったときは「根本要因を特定し、改善する知識・スキルを持ち合わせている方に協力頂き解決する」こと
  4. 色々なケースに共通して有効な方法は「相談できる方をつくっておく」こと。

以上です。如何でしたでしょうか。

少しでも読者の皆様のお役に立てれば幸いです。ぜひ読んで下さいね。宜しくお願いします。

松行 淳一郎
松行 淳一郎
福岡大学卒業後、トーヨーサッシ株式会社(現在の株式会社LIXIL)に入社。営業職・支店長職を経験したのち、東京本社にて顧客人財育成の担当として、管理職や営業職の合わせて58社501名の教育を担当。2021年に退社後、人財育成を行う株式会社カインドサポートを設立。人財育成の仕事こそ自分の天職だと確信。

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