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1on1実践トレーニングを振り返って

昨年の10月中頃より、約4ヶ月掛けて40名で挑んだ1on1実践トレーニング。

無事終了し、全員が上級者としての認定を獲得しました!

今回のお話はこの約4ヶ月に渡る取り組みの中身を少し紹介したいと思います。


まずはその『1on1実践トレーニング』とは?を紹介しましょう

私の本職の企業でJRLAに依頼した『1on1実践トレーニング』は、キックオフミーティングから始まり、基礎編、初級編、中級編、上級編のe-learningと、初級編、中級編、上級編の実技検定があり、その間、受講生同士のセッション練習が15セッションとプロコーチによるメンティ体験が6セッションから構成されています。

e-learningは他社にもたくさんありますが、この教育の売りは、名前の通り実践トレーニングです!

セッション練習とプロコーチとのメンティ体験で、受講生はいつの間にか1on1のトリコになります。


実施前と後の受講生の変化

上記の通り、約4ヶ月で合計21回のセッション練習を実施して、トータルで10時間半を練習に費やしました。

後はe-learningに約10時間、日々の仕事の中でこれらをやり切り3回の検定を受けた受講生。

ぶっちゃけやる前の心情としては、こんなのやる意味あるのか?めんどくさい!やり切る自信がない〜などなど…

時間管理が非常にハードだったと思いますが、一方で大きな変化がありました。

それは終了時のアンケートから理解できました。

すごく得るものがあったと答えた人が33%、勉強になったと答えた人66%の結果で、ネガティブなアンケート回答はゼロでした。

因みに、開始前は是非やってみたいと答えた人は18%、とりあえずやってみると答えた人は61%、めんどくさいから嫌だなぁと答えた人は21%でした。


まるで『あたりめ』のような1on1実践トレーニング

ここまでお読み頂いてお分かりの通り、スタート地点ではネガティブな心情が、終了時には全員が『使える!』『有意義な研修だ』『全社で取り組むべきだ』『チーム力の底上げができそうで楽しみ』などなど…

全てのコメントが前向きで、これからの取り組みの本番が非常に期待を持てる状態になりました。

まるで、お酒のアテの『あたりめ』のように噛めば噛むほど…(笑) と感じたのは私だけ??


でも、ここで注意!

そして、我々受講生達から出てきた意見は、今後メンティとなる部下の皆さんにも、私たちが時間を割いて勉強と訓練を繰り返し行ってきた内容を共有して欲しいという声でした。

その理由は、メンティ達も今回の受講生の研修開始時と同じ心情にあると考えたからです。

ここで、約2時間を割いてメンティに当たる部下140名と、1on1ミーティング受け方研修を実施しました。

簡単な座学と実際の練習セッション動画視聴で理解を深めてもらいました。

その結果、40%が目的と内容が十分理解できた。58%がある程度理解できた。2%がもう一度動画を見ます。という内容でした。

この1on1受け方講座もJRLAで対応することができました。


まとめ

みんな日々の仕事で手一杯で大変忙しい。

でもこの正しい努力の積み重ねで、腹落ちした状況が生まれる。

1回や2回では1on1の良さを理解してもらえない。

後は、本番セッションでどれだけの気づきや本音を引き出して、自ら考えて動いてもらえるか?!

そんなことを今回の取り組みでは強く感じることが出来ました。

1on1をこれから導入したい!1on1を実施してるがうまくできてるかわからない、などお悩み、ご検討の方々にお役に立てれば幸いです。

では、今回はこれで終了しますが、その後の取り組みは後々にお知らせしたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

田村 聖
田村 聖
現役の上場電気機器メーカー支社長職。学生時代は陸上競技に明け暮れて、目指していた体育教師になれず人生初の挫折。一部上場食品メーカーへ営業マンとして就職し、いきなり全国1位の新規開拓と年間売上TOP奪取するもやりがいみいだせず、一部上場電気機器メーカーへ転職。支店長職を4か所歴任し、全国で7つある支社の内、関西・中四国・北関東・中部エリアの支社長として4か所を理事職としてまっとう中。

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