リーダーに求められる「管理を超えたコミュニケーション」
期初を迎えどのようなチームマネジメントをしていくのか・・・リーダーに期待される役割が変化し多様化している中、これまでの管理やマイクロマネージメントでは対応できない状況が生まれてきています。
変化するビジネス環境においては、過去の経験や実績に基づく指示や命令型では、チームを率いていくことは難しくなっています。
これまでのブログでも対話の重要性や、リーダーの変化への適応力をベースにお話ししてきましたが、期初にあたり、今求められているリーダーの「管理を超えたコミュニケーション」 について考えてみました。
管理を超えたコミュニケーションとは
今一度、思い出してみましょう。
部下とともに実現したい組織を成功に導くもの・・それは
- 部下の自主性を促す
- 部下からの提案やアイデアを引き出す
- 部下の強みを引き出し発揮させる
- 部下やチームの成長させる
- 部下の価値観と組織のゴールがリンクする
これらが実現されるコミュニケーション力を強化する必要があります。
部下との関わりがいかに重要であり、部下の能力が最大限に発揮されることに焦点を当てたマネジメントのスタイル「対話型マネジメント」が、組織を成功に導くことができると言えるでしょう。
対話型マネジメントとは
リーダーであるあなたのマネジメントにおいて、部下やチームの成長、能力開発の責任は、業績に対する責任と同じように重要です。
目的は部下が自分で行動できるようになること・・これが基本的な考え方になります。
- 部下が自分で問題を解決することが部下自身の成長に繋がると考える
- 結果だけでなくプロセスも重視する
- 失敗や間違いから部下が学び、成長すると信じる
- 部下が自ら考えて行動することができるよう、ゴールを共有し、部下の行動をサポートする
もうお気づきかと思いますが、管理を超えたコミュニケーションである対話型マネジメントとは、コーチング型マネジメントと言えます。
対話型マネジメントは、コーチングスキルやコーチングの概念を活かしたマネジメントスタイルのことを指します。
部下の目標達成、業績向上、業務遂行、そして成長を促進することを重視します。
まとめ
マネジメントにおいては、すべて対話型にするということではなく、指示命令型もティーチングも必要ですが、これまでのマネジメントに対話をプラスすること、その取り入れ方が重要になってきます。
そして対話型マネジメントを取り入れるためには、何を実現したいのか、リーダーとしてのテーマを明確にすることも大切です。
- あなたはリーダーとして何を実現したいですか?
- 何を変化させたいですか?
- チームや部下にどのようなインパクトをもたらしたいですか?
リーダーであるあなたの目的や目標がはっきりしてこそ、その力を最も発揮するでしょう。
コーチ・メンターはマネジメントにおけるコーチングの導入や1on1のサポートもさせていただきます。