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リベラルアーツ(教養)を身につけるということ

3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィーク。あなたはどのようにお過ごしでしょうか?

帰省された方、観光地に行かれた方、久しぶりに友人に会われた方など、各方面にお出かけされた方も多いと思いますが、ゴールデンウィーク後半は家でゆっくり読書に勤しんでみてはいかがでしょうか。


最近、こんなタイトルの本をよく見かけませんか?

休日に「読書をしよう」と思われたあなたは、おそらく読書好きな人であり、普段から書店に足繫く通い、読みたい本を物色している人ではないでしょうか(かくいう私もそのひとりです)。

そんな折、店先で『●●のためのリベラルアーツ』や『教養としての●●』といったタイトルの本を目にすることはありませんか?

ちなみに「リベラルアーツ」とは、日本語に訳せば「教養」という意味になるので、これらはほぼ同じジャンルの書籍ということになりますが。

それらの受け売りになりますが、現代において、この「リベラルアーツ(=教養)」とは、ビジネスリーダーにとって必要不可欠なものである、と私は考えています。


「リベラルアーツ」はなぜ必要か?

その理由として挙げられるのが、VUCAと言われる時代背景にあります。

すでにご存知の方も多いと思いますが、VUCAとは「Volatility(変動性)」「uncertainty(不確実性)」「complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」のそれぞれの頭文字を取った造語ですが、現代の世相を上手く言い表している言葉のように感じます。

言い換えれば、現代のような「何を持って正解とするのかが分からない不透明な時代」に求められる能力とは、物事を暗記したり正解を探したりする能力ではなく、何よりも「考える能力」ということになるのではないでしょうか。

現代においてリベラルアーツが求められる理由は、これが私たちが「考える能力を発揮する上での土台」になるものだからだ、と考えることができます。


「リベラルアーツ」にはどんなジャンルがあるのか?

リベラルアーツが、私たちにとって「考える能力を発揮する上での土台」になるものであれば、その土台にはどのようなジャンルがあるのでしょうか?

幾つかの書籍を調べてみると、「歴史学(日本史・世界史など)」「芸術(美術・音楽など)」「宗教(仏教・キリスト教など)」「教育学」「文化人類学」「物理」などなど、そのジャンルは多岐にわたることが分かります。

このように紹介すると、「では、どこから(読み)始めればよいのか?」と質問したくなるかもしれませんが(笑)、これは個人の興味のある分野からで良いと思います。

興味がなくては、そもそも読み(学び)続けることはできませんから。


まとめ

リベラルアーツが、私たちにとって「考える能力を発揮する上での土台」である以上、一朝一夕には身につかないものなのかもしれません。

ですが、継続的に学び続けることで、それはやがて、あなたにとって大いなる武器へと変貌することでしょう。

まずは、ご自身の興味のある分野からスタートすることをお勧めします。

大石 典史
大石 典史
東証一部上場企業2社を含む4社で法人営業、コンサルタント職、人事総務等を経験。現在は、銀座コーチングスクール(GCS)丸の内校代表、研修講師、パーソナルコーチを務める。国際コーチング連盟(ICF) 認定プロフェッショナルコーチ(PCC)。

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