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交渉スキルの向上にも役立つ「傾聴」のスキル

2023年度も5月にはいりました。 仕事の進め方も徐々に加速されてくるのではないでしょうか。

避けて通れない業務に、取引先の企業、社内では他部署との交渉・折衝がありますよね。

出来れば交渉や折衝をしないで、自分達の目的が達せられたらと、真剣に思ってしまう事もあるのではないでしょうか。


交渉のスキルを学ぶ

交渉のスキル向上を目指した学問として「交渉学」というのがあります。

この交渉学は、ハーバード大学ロースクールのProgram On Negotiationを総本山として、世界各国で研究がなされています。 この交渉学を学べば交渉のスキルは確実に向上します。

さらに、公私に渡り様々な場面で活用できるといったポータビリティのあるスキルです。

交渉学については、過去のブログでもいくつか紹介していますので、興味のある方は覗いてみてください。


交渉で大切なのは「聴く」事!

そんなProgram On Negotiationが開催している中のある講座でのお話です。

一人の受講者が交渉力のスキルアップを図るべく講座を受講する事にしました。 そして、講座の初日、教授から出た言葉は;

「諸君、交渉で大切なのは、雄弁に語る事でも、相手を論破することでもなく、とことん聴く事が大事。」

何と、交渉とは何たるかを語る前に、「聴く事が大事」と述べたんですね。

それだけ、人間の営みの中での聴くという行為が、交渉を学習していく前段階で重要だという事ですね。


アクティブリスニング(聴く)の演習

さらに、講義の中では、りアクティブリスニング、つまり「聴く」についての演習があり、その中身は;

  • 受け止める
  • 言い換える
  • 質問する

の3点です。

実は、これってコーチングで学ぶ基本中の基本スキルなのです。

交渉もコーチングも、対人とのコミュニケーションの一つであるので、この親和性はごもっとではないでしょうか。


まとめ

コーチング学ぶと、交渉力が直ぐにアップするというものではないですが、少なくても交渉力を高める為の土台作りとしては効果があるなと、交渉学を学んできた私自身が感じています。

もちろんコーチングを学ぶ利点は、他にもたくさんあります。

ご興味ある方は、BizMentorまでお問合せください。

倉地 修
倉地 修
コーチ・交渉学講座講師。大学卒業後、富士ゼロックス株式会社に入社し海外OEMビジネスのSCM担当となる。プリンター会社の設立でSCM領域の立ち上げ(国内外の商物流整備・SAP R3導入など)を担当。設立した会社へ出向し、外部生産委託(EMS)プロジェクトのSCM領域責任者として1年の半分は中国へ出張し、プロジェクトの立ち上げとビジネス確立に貢献。趣味は、旅行、アウトドア、茶道、妄想

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