いよいよ本年4月から本物の1on1が始まりました！(1on1実践トレーニング後ということ)

これまでの1on1は、ほとんどの場合、単なる雑談や業務上の打合せが繰り返され、そのうち面白く無くなっていつのまにかやめちゃう…でしたが、今回は初月から160本のセッションが実施され、部下であるメンティの満足度は5点満点中4点！上々の滑り出しです。

前回ブログでご紹介したグッドサイクルからの独自の採点では、すべての指標が2点台でしたから、私個人的には期待を大きく上回る成果をいきなり打ち出せたと強く感じております。

今感じている良かった点

良い滑り出しから、今思うことですが、本物の1on1研修を事前に座学で実施して、多くの方には自分たちがしていた1on1との違いを認識してもらえた事があり、本物の1on1のデモを生で40名が見学出来たことも大きかった。

同時にアンケートを取り、一定数のネガティブ傾向な者がいる事が事前に認識できたことで、手を打つことができた。(なぜ導入するのか？どんな内容なのか？)

こんな中で少し強引に始めた『1on1実践トレーニング』ですが、私はうまく行くと感じていた事を思い出します。 それは…

1. この本物の1on1は彼らにとって知らない1on1だったこと、そしてそれは良いモノという確信があるという経験があった
2. このチームは人材開発系を学習する経験が今までほぼなかったという事、我流で各自が人材開発に取組んでいたこと
3. 若い社員は自分の成長を本当に望んでいるという情報があった事、組織開発側からの情報
4. そしてこのチームの心理的安全性の低さを私個人として強く感じていた事(他のチームと比較できる立場にあったので)

などからです。

たった1ヶ月で満足度急増！

この理由は下記だと感じております。

1. メンターのメンターとしての自信形成ができた、スキルがしっかり身についた。
2. メンターが部下のメンティを応援するマインド形成ができた
3. まだまだ関係の質が向上する余地があり、それが埋められつつあること

これらは後に定量評価して検証していこうと思います。

実は効いていた！この取り組み

それは、部下のメンティへの1on1受け方講座です！

ぶっちゃけ1on1受け方講座前は、部下のメンティもネガティブ傾向者が多く、めんどくさいことが始まるなぁ的な雰囲気がありました。

しかし、この講座の後の成果は、メンティの心構えが整ったことは間違いなく、それは1on1のチェックイン時に毎回しっかり約束事の会話として交わされ、気持ちつくりがお互いに形成されて1on1が始められてます。

メンティ側も今までの1on1と違うぞ、面白いぞ、なんでも話せるぞ、ありがたいなぁ、次が楽しみだ、自分の成長に繋がるぞ… ホントびっくりするくらいの反応です！！

まとめ

今回は本物の1on1が始まって、たった1ヶ月での 変化をご披露しました。

もちろん、ここまでの過程の中ではメンターのトレーニングの積み重ねが必須条件だという事は今まで何度かお話ししてきましたが、正しい努力の積み重ねは、とてもとても効いてます！

そして、なんとメンター側ももっとコーチングを勉強してみたい！という者も出てきたことも想定外の成果としてご報告しておきます。

ということで、今回は以上となります。みなさんの参考になれば嬉しく思います！

次回はまた次の成長をレポートできるといいなぁと思います。

ではまた…