効果が出る1on1の始め方
私の人生は50歳で大きく変わりました。
株式会社LIXIL入社以来営業畑を歩んできた私が、50歳で会社の方針によりコンサルタント関係・人材育成関係の仕事を仰せつかります。
合計7年間これらの仕事を行いましたが、コーチングコーチ・1on1メンターの資格を取得し実践したことで、会社で活躍することができました。
現在は独立し、一般社団法人日本リレーショナルリーダーシップ協会のBiz Mentorとしてコーチングコーチや1on1体験セッションメンターを担当させて頂いています。
本日は私の実体験をベースに『効果がでる1on1の始め方』をテーマにブログに記して参ります。
部下と1on1を始める前に
私がコーチングや1on1の進め方を学ぶ中で、自分がメンターとして取組むに当って必ず実践しようと決めたことがあります。それは「部下と信頼関係を築く」ということです。
信頼関係が築けてない中で1on1は機能しません。部下の胸に響かないでしょう。
ではどのようにすれば部下と信頼関係を築けるのか。
私は日常の活動で取り組めることが2つあると考えています。
それは「毎日笑顔で挨拶を交わす」「部下の相談・質問には迅速に答える」ということです。
一見簡単そうなことですが、現実には継続することは難しいことです。
既に実践されてる方は大丈夫ですが、少し不安を覚えた方はぜひ実践して下さい。
数週間継続実施することで部下との信頼関係が築けるようになるでしょう。
ぜひこれらのことを「効果がでる1on1を始める前提条件」として頂ければと思います。
効果がでる1on1を始めるにあたって
ここから「効果がでる1on1」を始めるに当って、ぜひ取組んで頂きたいことを記していきます。
一言で言いますと「効果がでる1on1を実施できるスキルを身に付ける」ということです。
1on1セッションの目的は「部下にテーマを決めてもらい、部下にどのように1on1を進めてほしいか訊き、希望に沿うように対話を進める事」です。
このような1on1を継続的に行うことで「部下の課題・悩みが解消する」「部下の自発的行動が促される」「部下の成長に貢献する」「部下のモチベーションが上がる」といった効果を生み出すことができます。
日常の仕事の中で行われる「進捗確認の面談」「業績評価のフィードバック」「方針の伝授」といった面談とは一線を画します。
「効果の出る1on1を進めるスキル」を習得する為にできることは幾つかあると考えます。
関連書籍を読んで独学で習得する方法もありますし、コーチと契約し学ぶ方法もあると思います。
私がお勧めするのは一般社団法人日本リレーショナルリーダーシップ協会の『1on1実践トレーニング』を受講することです。
理論が学べ、仲間とロールプレイを行え、プロコーチングコーチによる体験セッションを受けることができます。
実践的な練習を多数行うことで「効果がでる1on1を実施するスキル」が身についていきます。
そして必要なスキルを習得できたか判定も行うプログラムとなっています。
全てのプログラムを修了されたとき、あなたは自信をもって1on1に臨めるようになっておられるでしょう。
まとめ
最後になりますが、本日記載したブログ内容を纏めます。
- 部下との1on1を始める前にし信頼関係を築きましょう
- 部下との1on1を始めるに当って「効果がでる1o1を進める事ができるスキルを習得しましょう
- スキルを習得したら練習を重ね自信をもって部下との1on1に臨めるようにしましょう
以上です。参考にして頂けると幸いです。
最後に、以前私が記した1on1に関するブログのURLを添付します。
参考にご確認頂けますと幸いです。宜しくお願いします。
【私が以前記したブログURL】 https://www.bizmentor.jp/blog/230517a