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部下との1on1を有効なものにするために必要なこと

私は会社員時代、管理職として部下との面談を多数経験しました。

当時は部下の心を十分開けなかったり、部下に思ったことをきちんと伝えれなかったり、悩んだことが何度もありました。

後日、この悩みを解消できたのですが、それは部下との面談にコーチングスキルを活用した1on1を取り入れたこと、そして1on1を取り入れる時に部下としっかりお話をしたたことが要因です。

本日はこのことについて記載していきます。


お客様の悩み解決のために学んだコーチングスキル

私が会社員時代、お客様向けの研修講師を務めたことがあります。この時管理職の皆さんともよくお話をしました。

悩みとして多く聞いた事が「部下育成」に関すること。部下と良好なコミュニケーションを築くことが難しいということでした。

自分の悩みと共通することもあり、私は「何としてもお力になる」と心に決めました。

そこで取り組んだのがコーチングスキルを習得すること。

銀座コーチングスクールに通い、コーチングコーチ資格を取得しました。

お客様管理職の皆様に提供したコーチング研修は好評を博し感謝の言葉を頂きました。


部下育成に取り入れたコーチングスキルを活用した1on1

お客様へのコーチング研修を行うと同時に、私は部下との接し方にコーチングスキルを活用することになります。

いきなり接し方が変わると部下が戸惑うかと思い「コーチングコーチの資格を取得したこと」「これからコーチングスキルを活用した接し方もしていくこと」を部下に伝えました。部下からは好評を博します。

それから私は宣言した通り実践しました。

その後、1on1を始める時にも「1on1を行うときの心構え」について話しました。

「ティーチングの面談とは異なること」「部下がメインの面談になること」「質問と対話で気づきを促ていくこと」など。このようなことを伝え、1on1を始めました。

この取り組みをしたことが功を奏し、1on1は定着し、部下の目標達成にも貢献するものとなりました。


部下との1on1を有効なものとするために必要なこと

本日のブログのタイトルに対する答えをここに記します。

部下との1on1を有効なものとするために必要なことは、はじめに「部下に1on1を行う理由・メリットを伝え合意を得ること」です。

この合意を得ることで、上司も部下も「良いものにしていこう」と双方向で思えるようになるからです。

このプロセスがないと部下との1on1はなかなかうまくいかないでしょう。

私は会社員時代の管理職の時、今述べたことを部下と合意し、半年に渡って毎週部下と部下の重点目標達成をテーマとした1on1を行いました。

効果は絶大でこの時の部下は私の期待をはるかに超える成果を出す事となります。とても誇らしいことでした。

ここで大切なことを記します。

今まで記してきた事例は、私も努力し、コーチングスキルや1on1のスキルを習得したことが貢献しています。ですので、これらのスキルを習得されることをお勧めします。

習得されるに当っては、本ブログを主宰している一般社団法人日本リレーショナルリーダーシップ協会の「1on1実践トレーニング」がとても有効なものとなります。ご確認されることをお勧めします。


本日のブログのまとめ

  1. 部下育成に悩みを抱えている管理職の方はたくさんいる
  2. 部下と良好なコミュニケーションを築く方策の1つにコーチングスキルを活用した1on1があ
  3. コーチングスキルを活用した1on1を行えると部下との良好なコミュニケーションを築くことができるようになる
  4. 部下と良好なコミュニケーションを築けると、部下の業績拡大を目的とした長期的な1on1も有効なものとなる
  5. 部下との、1on1を有効なものとする為には、スキルを習得する必要がある

以上です。参考にして頂けますと幸いです。宜しくお願いします。


参考資料 一般社団法人日本リレーショナルリーダーシップ協会 BizMentor https://www.bizmentor.jp

松行 淳一郎
松行 淳一郎
福岡大学卒業後、トーヨーサッシ株式会社(現在の株式会社LIXIL)に入社。営業職・支店長職を経験したのち、東京本社にて顧客人財育成の担当として、管理職や営業職の合わせて58社501名の教育を担当。2021年に退社後、人財育成を行う株式会社カインドサポートを設立。人財育成の仕事こそ自分の天職だと確信。

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