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視点を変えるということ

クライアントのAさん(部長)は迷っていました。

職場はだいぶよくなってきたが、まだまだ解決したい課題はある。これからどのように進めるべきか。悩んでいるのは、チームリーダーとの関係性。

「チームリーダーに任せないといけないと思っている。自分が直接手を出せば、混乱してしまうから。

彼女も一生懸命はやってくれているのはわかる。やってほしいことは何度も伝えているのだがなかなか形にならなくて・・・どうしていいのか見えなくなってるのです・・」

その時コーチが投げかけた言葉は?

*この話は実際のセッション内容を参考にしていますが、セッション内容には「守秘義務」がありますので、設定や会話の中身は編集しています。


その方ならどうされると思いますか?

どうしたらいいかわからない、そのような袋小路に入ってしまうことがあります。

Aさんもこの袋小路に入られているようでした。そこでコーチからある質問を投げかけました。

私:「Aさん、これまで一緒に仕事をしてきた上司の方で尊敬している人はどなたですか?」

Aさん:「え?尊敬している人ですか。そうですね。〇〇さんかなぁ」

私:「では、〇〇さんがいまのあなたの役割をされているとしたら、どうされると思いますか?」

Aさん:「〇〇さんが、ですか?そうですねぇ。うーん。〇〇さんなら、そうだなぁ、チームリーダーとじっくり話すでしょうね。そして彼女の考える課題や彼女自身のやりたいことは何なのかを聞きそうです。あれ?これを私がやればいいのかなぁ。そうか! 任せないといけないと言いながら、彼女の意見をちゃんと聞いていませんでした。それでうまくいっていなかったのかも。さっそくやってみます!」

先ほどまで、あれほど「わからない。いい策が思いつかない」と呻吟されていたのが噓のように、自分のやるべきことにたどりつかれました。


課長になって考えてみた

別のクライアントBさん(係長)は、ある営業案件について顧客に提案したいことがあるが、なかなか踏み切れないように見えました。

ところが次の回のセッションで「例の件ですが、課長に思い切ってやらせてほしいと相談してみました」と自分から話し始められました。

晴れやかな感じです。「それはよかったですね。どうされたのですか」とお尋ねしたところ、「以前『視点を変えてみる」ということをコーチが話されたことがありましたね。

それで、もし自分が課長の立場で部下がこういう提案をもってきたらどう思うだろうかと、考えてみたのです。

すると、やるかどうかは別にしてもきっと提案をしてくれること自体はうれしいし、そういう部下の方が上司も助かると思うのではないかぁと思えました」。

実行するかどうかの検討はこれからとのことですが、課長からは「提案ありがとう」と言われたそうです。

上司の課長の立場で考えてみることによって、勇気を持って一歩進むことになりました。


まとめ

私たちは、自分ではありとあらゆることを検討しているように思いますが、実は自分の持つ器(つまり自分の経験や自分の立場、現時点の環境など)の中でぐるぐると思考が回っているということになりがちです。

そういう時に、視点を変えてみる、立場を変えて考えてみる、時間軸を変えてみる、ということが気づきにつながることがよくあります。

Bさんのように、自分自身でもできますのでお試しください。

Biz Mentor の経験豊富なメンターの問いかけもきっとお役に立てると思います。




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吉森 浩一
吉森 浩一

パナソニックグループでビジネスキャリアをスタートし、その後、大企業など4社で人事部長を務める。自ら企画したアフターファイブの社内勉強会にはいつも数十名が参加。趣味は、卓球・ゴルフ・読書・妻とのウォーキング。

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