最高のパートナーは"自分自身"
いつもBiz Mentorのブログを読んで頂き、ありがとうございます。
前回(謙虚さと素直さが育む自己成長)に引き続き、自己肯定感についてお伝えします。
今更言うまでもなく、コロナ禍は私たちの生活や行動を制限し、閉塞感に満ちた生活を強いています。
そうすると、自分自身の足りないところやダメなところに目が向き、不安感を掻き立て、焦燥感を抱くようになります。
ここで考えてみませんか?
不安を感じるのは、コロナ禍で環境が変わったからでしょうか?
本能としての“集団欲”と向き合う!
心理学によると、私たちの行動は、感情をコントロールできる「意識(理性)」と、感情をコントロールできない「無意識(潜在意識)」に分かれるそうです。
この「無意識」は、私たちの行動や言動の90%以上を支配する、強烈な引力を持つ潜在意識だそうです。
そして、この「無意識」が司る本能の一つに“集団欲”があり、「誰かと仲間でいたい。仲間に認められたい。」と言った、集団に属したいと言う欲求を、無意識的に抱くのです。
ここで考えたいのは、この“集団に属する欲求”について。
見方を変えると他者から評価で、自分自身を判断する。誰かの判断基準に委ね、認められようと努力することと言えます。
自分自身の評価を、他者の基準(目線)に預けてしまうのです。
怖いことに、往々にして他者からの評価にギャップを感じ、心身症を患うこともあるようです。
自分自身を味方につける!
では、なぜ私たちは他者からの評価を基準に置くのでしょうか?
恐らく、自分自身に自信を持てていないからだろうと思います。
自分に自信が持てず、自己の確立ができていないと、他者から認められることで自己の存在を確認します。
時にそれは、誰か別の人の人生を生きる、本来の自分とは違う偶像のようかもしれません。
それでも、人は誰かに認めて欲しい。仲間だと思って欲しい。そんな欲求(集団欲)があるのです。
私たちは、このような集団欲求を無意識に抱き、行動しています。
確かに、社会では組織や他者から評価されます。
これは、社会構造上、仕方のないことでしょう。
でも、絶対的に味方になり、応援してくれる人がいますね。
そう、自分自身です! だから、自分にはどんなことがあっても、最強の味方が付いていることを信じましょう。
一方、自分こそは自分自身の、絶対的な味方でいましょう。
辛くても頑張っている自分を応援してあげましょう。自分と自分の最強のタッグペアを組むのです!
恩師からの喝!今でも大事にしているメッセージ
私が大学4年生の時、事業家の恩師から頂いた言葉があります。
就職活動をしていた私は、どうしても入りたかった第一志望の会社に落ち、この世の終わりのような、絶望的な気持ちでいました。
そんな時、その恩師から喝を入れられました。
「大事なのは名刺から会社名と肩書きを取っても、自分の名前だけで飯を食って行けるようになること」。
これは心に刺さりました。
今思い返しても、自分自身に評価基準を合わせた「意識(理性)」的な教えで、今でも思い出す有難いメッセージです。
まとめ
コロナ禍では、良くも悪くも自分と向き合う機会が増えますね。
どうせなら、この機会をプラスに捉え、あなたにとってのかけがえのない判断基準(目線)を確認しませんか?
人生のオーナーシップは、自分自身が執る。私たちメンターが、そんなお手伝いできるかもしれません。
誰かにとってのThe bestではなく、あなたにとってのMy bestを見つけましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。