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ドラッカーの5つの質問 まとめ

5ヶ月にわたり、ドラッカーの5つの質問について、ひとつずつ解きほぐしてきた。

ドラッカーは、この5つの質問を通して、何を訴えたかったのだろうか。

総じていうと「我々の事業は何か」を問い、その問いに対する答えを考え、明確にすることで、成功がもたらされると説いている。


ドラッカーは非常にシンプルな5つの質問を、我々に投げかけた

シンプルな質問であるからこそ、答えにくい。

しかし、それを深く考えることにより、いまの組織や事業がどのような状態か把握でき、将来に向けてのミッションと行動が見えてくる。

そのためには、第1から第5までの質問を何度も繰り返し、検証することが必要である。


ドラッカーの5つの質問とは


わたしの経験

この5つの質問に出会ったのは、今から6年前。

会社の幹部社員を集めたオフサイトミーティングで、この5つの質問を使って、部門のミッション、ビジョン、ゴールを明確にしたのが始まりであった。

当時、このワークショップのファシリテーターをしていた私は、各部門のミッションを興味深く、観察しながら、会社全体の整合性を探っていた。

営業やマーケティングを有し、事業をドライブしている事業部、それらのチームを後方から支援している間接部門(サプライチェーン、品質、工場、経理など)それぞれの部門が、自部門の顧客を明確にし、誰に何の価値をもたらすのかを、真剣に議論し、それぞれミッションを定義していった。


真のミッション、ビジョン、ゴールへ

議論を繰り返していく間に、本当のミッション、ビジョン、ゴールが見えてきた。

最初は、売上を◯◯億円にする、コストを◯◯%下げる。

こんなものがミッションとして挙げられたりしたが、それらはミッションを達成するための条件に過ぎないことが、だんだん理解されてきたのが、興味深い出来事であった。

また顧客とその顧客にとっての価値、またその価値を見える化させた成果がはっきりしてくると、我々が本当に事業や業務を通し、何を成すべきかが見えて来た。

私たちサプライチェーンも、欲しいものが欲しい時に、適切な価格やコストで提供できることが、我々にとっての究極のゴール、永遠のテーマであり、つまりそれがミッションとなった。

そして、このミッションを達成すべく、日々の業務を行うのだ。

またこれらのミッションは、有機的に他部門のミッションと繋がり、その結果、それがまた上位のミッションに繋がって来ることは言うまでもない。


まとめ

「我々の事業は何か」、間接部門であれば「我々の業務は何か」、ドラッカーの5つの質問が、真の顧客、価値、成果を導いてくれる。

それらが明らかになると、ミッションがクリアになり、わたしたちは正しい方向に進むことが出来る。

リーダーであれば、一度この本に触れて頂き、自部門のミッション、ビジョン、ゴールを、ドラッカー的に捉えてみてはどうだろうか。


鈴木 淳也
鈴木 淳也
日系電機メーカーでハードディスクの電子回路設計エンジニアとしてスタート。その後米系大手コンピューターメーカーCompaq(現HP)で、国際調達、品質管理部門を経て、世の中の常識にチャレンジ、他社が海外に生産を移す中、日本でのPC製造を立ち上げる。その後守備範囲を製造からサプライチェーンに広げ、計画、調達、製造、受注、物流と製品供給のすべてに関わる。HP、Appleを経て、2010年に外資系医療機器メーカ(Becton Dickinson)に転職し現在に至る。  2019年9月、銀座コーチングスクールにてコーチ認定を、2020年12月キャリアコンサルタントの資格を得る。2020年8月、ホライズンを立ち上げ、兼業コーチとして、実務と現場に寄り添ったコーチとして稼働中。趣味:アマチュア無線、神社巡り

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